2024年 5月 7日 (火)

新たな「部分痩身法」登場 「レーザースタイリング」って何?

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『スマートリポMPX』米国サイノシュアー社製品 ※日本での導入はわずか2台のみ。
『スマートリポMPX』米国サイノシュアー社製品 ※日本での導入はわずか2台のみ。

   例年以上に寒い冬。気づけば、お腹はぽっこりと出て、顔がふっくらとしている人も多いかもしれない。そうした悩みを持つ人にとってうれしい最新装置が米国から導入され注目が集まっている。脂肪を融解させる「レーザースタイリング」だ。

   部分痩身術として徐々に一般的になってきたのが「脂肪吸引」。文字通り、吸引管で皮下の脂肪細胞を吸い出して排出させる方法だが、例えば「均一」に吸引ができるかどうか、出血を最小限に抑えられるかどうかなど、施術者の経験・技術によって仕上がりに大きな差が出ることも多いという。また、合併症や色素沈着など、安全性の問題も少なからずささやかれてきた。

   これに対し「レーザースタイリング」は、そうしたリスクを大きく軽減させたとして評価が高い。米医療用レーザー機器メーカーである「サイノシュアー」社が2008年4月に発表し、日本では東京・恵比寿にある加藤クリニック麻布が導入。すでに約300症例をこなしているという。

   従来の脂肪吸引と違うのは、「レーザー」を使用することで、皮下脂肪層に挿入したファイバーから2種類の波長のレーザーをブレンド照射。1つが脂肪を融解させ、もう1つがヘモグロビンに作用して止血効果を発揮するというもので、内出血が少ないのも特長だ。痛みが軽く、回復も早いうえ、レーザーが治療範囲の脂肪に均一に当たる機能「スマートセンス」が付いているため、肌表面に凹凸が残るなどのムラも少ないといわれている。

   フジテレビ系「ザ・ベストハウス1・2・3」でも、最新の痩身術として紹介されているが、米では、FDA(アメリカ食品医薬品局)からの許可も下りており、この「レーザースタイリング」が部分痩身法として主流になりつつあるそうだ。好きなだけ食べても簡単に痩せられる、そんな時代が来るかもしれない。

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