「ピースシャドウ・プロジェクト」「平和の影」が焼き付けられる現代アーティスト・宮島達男さんの呼びかけをきっかけに、広告分野で活躍している若手クリエイターたちを中心に発足したのが「ピースシャドウ」。これは、新しい署名型・アートプロジェクトで、ウェブサイトやワークショップを通じて、自らの「影」を焼き付けることで、「非核」に対する意思表明を目的としている。今回、そんな「ピースシャドウ・プロジェクト」のウェブサイト（http://www.peaceshadow.net/）が2010年2月24日にオープン。同サイトが開設されたことで、一般の人々も簡単にこのユニークな署名活動に参加できるようになった。サイトは日英表記に対応しており、今後は国籍や主義主張の枠を超えて、世界中の人々からピースシャドウを集めていくという。「ピースシャドウ・プロジェクト」の活動に参加しているのは、博報堂のコピーライター／クリエーティブディレクターの大八木翼さん、アートディレクターの長嶋りかこさん、インタラクティブプラナーの大倉誠一さん、ウェブディレクターの馬場鑑平さん（バスキュール）、カメラマンの村松賢一さん（アマナ）、プロデューサーの浜谷英輝さん（TYO）、芥川尚子さん（博報堂）、映像作家の竹内スグルさん（フリー）、編集者の伊藤総研さん（フリー）。10年3月7日には東京・銀座のBLDギャラリーで体験型ワークショップも行われ、ゲストとして茂木健一郎さんらが参加する予定だ。
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