『ルポ 貧困大国アメリカ』にかみつく「冷泉劇場」第2幕

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『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』
『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』

   阪急コミュニケーションズは2010年7月10日、新刊本『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(著・冷泉彰彦)を発売した。

   アメリカ・ニュージャージー州在住のジャーナリスト・作家で『アメリカモデルの終焉』(東洋経済新報社)や『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』(日本経済新聞出版社)などの著書がある冷泉氏が、同書で「異議」を唱える対象は、大きな話題を呼んだ堤未果氏の著書『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)だ。08年1月に『ルポ 貧困大国アメリカI』が、10年1月に『ルポ 貧困大国アメリカII』が発売されている。

   「I」に対し、ニューズウィーク日本版オフィシャルサイトで行った批判が注目された冷泉は、「ⅠⅠ」を受けて発売した今回の著書でも「なぜ、オバマの『チェンジ(変革)』と『ホープ(希望)』に対して、ブッシュ時代と同じようなネガティブな視線を投げかけているのか?」、「なぜ、『結果の不平等』の悪例探しに熱中する一方で、少なくとも日本よりは実現されているアメリカの機会均等制度を紹介しないのか?」などと詰め寄った。

   こうした反証とともに、オバマ政権の1年半を振り返り、軍事外交や医療保険改革などを検証している。

   四六判・並製、232ページ。定価1260円。

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