2024年 4月 20日 (土)

「大文字焼き」を「犬文字」に 青春時代の野望は叶ったか?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で
『八月の犬は二度吠える』
『八月の犬は二度吠える』

   講談社から2011年1月19日に発売された新刊本『八月の犬は二度吠える』(著・鴻上尚史)が、ちょっとユニークな作品として注目されている。

   大学入試に失敗した若者たちが、京都の予備校で"運命的"な出会いをする。なぜ、"運命的"なのか。そのカギは大文字の送り火が握っていた。彼らはふとしたことから「大文字焼き」の「大の字」に"点"を加え、「犬」にしようと計画するが実現まではいかなかった。それから24年目にして、40を超したいい大人たちが、再挑戦し、なんとか思いを遂げるまでを描く。

   その中では、親友の彼女を好きになってしまう男の心情。また、彼の親友から2度もキスされ、思い悩む女性の葛藤。さらには、青春時代を単なる思い出にせず、中年になっても何かに挑むことが尊いのだと伝えている。

   単行本、402ページ。定価1785円。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!