FAXの情報セキュリティー対策 8割以上が未実施

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「FAXにおける業務上のトラブル」68.1%の従業員が経験アリ
「FAXにおける業務上のトラブル」68.1%の従業員が経験アリ

   インターネットFAX総合研究会は2011年6月、中小企業の経営者約315人と従業員860人に対して行った「通信機器に関するアンケート調査」の結果を発表した。

   従業員に対して「情報セキュリティー対策についての意識が3年前と比べてどう変わったか」について質問すると、「高くなった」、「どちらかと言えば高くなった」という回答が合わせて46.4%と、約半数が意識の変化を自覚していた。しかし、実際に「秘密情報を社内外へ送受信する際のセキュリティー対策」については、対策実施率の最も高い「メールの送受信」でも39.4%で、FAXにいたっては16.5%で、80%以上が何もしていないという状況だと分かった。

   一番注目されていないFAXだが、「FAXにおける業務上のトラブル」は68.1%の従業員が経験したことがあると回答。電話番号に誤送してしまったり、表裏間違えて白紙を送ってしまったり、受信に気づかなかったりというミスが多いようだ。しかし、その結果「顧客からクレームを受けた」「発注先に発注できなかった」など、他社にまで迷惑をかけてしまったという声も上がった。

   そうした問題を解決するものとして注目されているのが、「インターネットFAX」だ。インターネットFAXはネットに接続したパソコンや携帯でFAXを送受信するサービス。電話回線は不要でネット環境さえあれば、FAXを画像ファイルとしてメールで受け取ることや、パソコンで作成した文章をFAX機にそのまま送信するなどして活用できることから、じわじわと注目を集めている。アンケートでもインターネットFAXについて経営者に尋ねたところ、36.8%が「知っていた」と回答、「聞いたことはあったが詳しくは知らなかった」も41.9%と、認知の広がりが伺えた。

   アンケートは2011年4月20日から4月22日の間、被災地など一部地域を除く全国の中小企業(従業員5人以上300人未満)の経営者・役員315人と、同じく中小企業の会社員・契約社員・派遣社員860人にインターネット調査にて実施。

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