2018年 7月 21日 (土)

「墨田区」盛り上げにひと役 20年ぶり復刻の地サイダー

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   東京の下町の地サイダーが、およそ20年ぶりに復刻――。その飲料「トーキョーサイダー」が、2011年6月20日から、墨田区内の飲食店や駄菓子店、商店などで販売されている。凝った特設サイトも立ち上がり、2012年に開業を控えている東京スカイツリーとともに墨田区を盛り上げていく。

腰に手を当てて飲みたい!

当時のまま復刻した「オリジナルバージョン」(左)と「スカイツリーバージョン」(右)
当時のまま復刻した「オリジナルバージョン」(左)と「スカイツリーバージョン」(右)

   「トーキョーサイダー」は、戦後間もない1947年、丸源飲料阿部商店(現・丸源飲料工業、東京・墨田区)が売り出した炭酸飲料。ラベルには、関東大震災や第2次世界大戦で被害を受けながらも耐え抜いた「旧両国国技館」がデザインされていた。「東京の復興のシンボル」として、地元で親しまれたという。

   ところが、販売数が落ち込んだことなどを理由に、1989年に販売を終了。その間、期間や数量限定で売り出したこともあったが、来年の東京スカイツリーの開業にあわせ、「墨田区を盛り上げたい」という思いとあいまって、「完全復刻」が決まった。瓶の形状やラベルなどを当時のまま復刻した「オリジナルバージョン」(340ml、250円)と、スカイツリーを模した円すい形が特徴的な「スカイツリーバージョン」(300ml、380円)がある。

   発売から数日経つが、担当者は「店によって(卸している)数量が異なるものの、発売日の午前中で売り切れてしまった店、品薄だという店もある」と言い、評判は上々のようだ。商品は、墨田区内にある飲食店や駄菓子店、商店など約50店で購入でき、電話やインターネットでの販売は扱っていない。

芋焼酎で割るとカクテルのよう

ユニークな世界観のwebサイトにも注目
ユニークな世界観のwebサイトにも注目
「オススメは(トーキョーサイダーを)キンキンに冷やして、腰に手を当てて飲むスタイルでしょうか。また、芋焼酎で割って飲むと、カクテルのようになっておいしいですよ。サイダー片手に墨田区内の町歩きも楽しんでほしい」

   「トーキョーサイダー」の公式webサイトも公開している。「単なるレトロにはしたくなくて、近未来を意識した」というサイト内は、アニメ調のイラストが使われており、オリジナルキャラクターの源(ゲン)、親父、彼女の3人が活躍するオリジナルwebマンガ「トーキョーサイダー物語」も掲載しPRに一役買う。

   また、ツイッターやフェイスブックでも情報を発信するとともに、サイト内では「トーキョーサイダー」と一緒に撮った写真の投稿も募集中だ。

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