2018年 7月 21日 (土)

「日芸生」主催による映画祭1968 彼らはなぜ学生運動を取上げたか

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   日本大学芸術学部映画学科理論・評論コースの学生たちが、学生運動最盛期の「1968年」をテーマにした「映画祭1968」を開催する。会場は、オーディトリウム渋谷で、期間は2012年1月28日から2月3日の7日間だ。

革命の時代?

革命の1968年
革命の1968年

   今どきの大学生が学生運動をテーマに選んだのはちょっと意外かもしれないが、2011年公開の映画『マイ・バック・ページ』を見たことがきっかけで、それから1968年に代表される学生運動に興味が向いた。本映画祭のリーダー伊津野朝子さん(3年)は、「自分がデモに参加するわけではないから」と前置きした上で、60年代の学生運動を「いま、自分たちの身の周りにも小さなデモ(脱原発など)がある。遠い昔の話というだけではない」と語る。

   作品の選定も、バランスが良く面白い。レアモノは、日大全共闘映画班製作の『日大闘争』、『続日大闘争』や、DVD未発表の小川紳介監督の『圧殺の森 -高崎経済大学闘争の記録-』などがある。特に『日大闘争』、『続日大闘争』は、学生たちがネットを通じて現役運動家に接近し、本作品の撮影を務めた塚本公雄氏にたどり着き、今回十数年ぶりの公開となった。

   ほかに、ベルトルッチ監督の『ドリーマーズ』や李相日監督の『69 sixty nine』(1969年を描いた作品)、60年代の左翼学生が敬愛したゴダール監督の『東風』、大島渚監督の『絞死刑』も上映される。この映画祭の中で鑑賞すれば、また新たな発見があるかもしれない。

   指導にあたった古賀太教授は、この映画祭を「日大は、これまで映画製作や映画理論を教えてきたが、今回は映画祭を企画しようとする新しい試み」と話しており、自身の数々の映画祭開催の経験も踏まえて、新たな人材育成の場と考えているようだ。

   前売り券が、1回券800円、3回券2100円。当日券は、1回券が1200円(一般)、1000円(学生)、3回券は2700円となっている。

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