ブータンがなぜ「幸せの国」か、理由はここに

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『ブータン、これでいいのだ』
『ブータン、これでいいのだ』

   2011年秋、ブータン国王夫妻が来日した。国民の97%が「幸せ」と感じている国に対する関心は日本でも高く、来日を報じる記事は多くの人が目を通したようだ。97%といえば、国民の全員に近い。いったい、ブータンの何がそう思わせるのか。

   新潮社が2012年2月29日に発売した新刊本『ブータン、これでいいのだ』(著・御手洗瑞子)は、その「真相」を伝える希少な書と言っていい。

   財政面ではインドの援助を受けなければ歳出をまかなえない。洋服をクリーニングに出せば、袖がちぎれて返ってくる。街のインフラにしても完璧とはほど遠いが、自国を愛し、幸福感を得られるワケを、ブータン政府のGNHコミッションに初代首相フェローとして1年勤務した経験をもつ著者が、詳しく紹介している。

   単行本、223ページ。定価1470円。

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