ダイハツ工業は、軽乗用車「ミライース」を一部改良し、2012年5月10日に全国発売する。同時に「アルティス」の新型車をトヨタ自動車からOEM供給を受けて全国発売する。100万円を切る新グレード「Lf」ミライースG2WD自動車の安全性能を試験・評価するJNCAPの「新・安全性能総合評価」で4つ星を獲得し、高い安全性能が評価されている「ミライース」だが、今回の一部改良では、「ミライース」のG・Gfグレードに、後席ヘッドレストを標準装備し、さらに安全性を向上させた。そのほかのグレードも、ディーラーオプションでの選択が可能となった。また、4WD車に100万円を切る、求めやすい価格の新グレード「Lf」を追加した。そのほか、ヘッドランプ、リヤコンビランプのデザインも一部変更されている。23.4km／Lの低燃費アルティスハイブリッドGパッケージトヨタ自動車からハイブリッド車のOEM供給を受けて発売された、新型車「アルティス」は、2010年9月にトヨタ自動車とダイハツ工業の間で合意した環境技術分野における国内での協業の一環によるものだ。「アルティス」は、2.5Lハイブリッドシステムの搭載でJC08モード23.4km／Lの低燃費を達成している。高級感と先進性を調和させたフロントビューや、躍動感を感じさせるサイドビューなどで、一目で高級感を印象づける存在感あるセダンスタイルの乗用車だ。ハイブリッド乗用車の発売は、ダイハツ工業では初めてとなる。価格は317万円。
記事に戻る