LEDだけど、光の広がり約180度

   東芝ライテックは、「E‐CORE」（イー・コア）LED電球シリーズに、ミニクリプトン電球40W形相当（昼白色）とミニクリプトン電球25W形相当（電球色）の明るさと、180度の光の広がりを実現した「LED電球ミニクリプトン形5.6W光が広がるタイプ」2機種を、2012年9月10日に発売する。

断熱材や遮音材を天井に敷きつめる埋込み型の照明器具にも対応できる（写真は、左から電球色「LDA6L‐G‐E17/S」、昼白色「LDA6N‐G‐E17/S」）

   広配光LED電球で培った光拡散技術「マルチ拡散グローブ」を台形にし、「波紋形プリズム」を天面に設けることで、光の拡散効率を向上させ、ビームの開きが約180度の光の広がりを実現した。

   光が広がるようになったことで、ランプが斜めに取り付けられているダウンライト器具でも使用できる。また、断熱材や遮音材を天井に敷きつめる埋込み型の照明器具や密閉型の照明器具にも対応しているので、ペンダントやブラケットなど幅広い用途で白熱電球からの置き換えを可能にした。

   新製品は熱に対する耐久性を向上させるとともに消費電力を低減し、さらに放熱性に優れた材料を採用することで、断熱材などを施工した照明器具への対応と4万時間の長寿命を両立した。

   希望小売価格は、4830円。