大震災で被災した「奨学生」の夢 小冊子にまとめローソン店頭で

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   「行政の保健師になって地域復興を目指したい」「夢はピアノの先生。子どもたちに夢を与えたい」――東日本大震災で被災した学生を支援する奨学金「夢を応援基金」を創設したローソンは、夢に向かって頑張る奨学生らの姿をまとめた小冊子「1,097のありがとう。」を作った。2013年3月11日から全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア計100店舗で各店100部ずつ(東北・関東地方は150部)を無料で配る。

「将来は戻って地元の復興に貢献したい」

ローソンなどで配布する小冊子「1,097のありがとう。」
ローソンなどで配布する小冊子「1,097のありがとう。」

   小冊子では、岩手や宮城、福島の奨学生5人が、前向きに活動する様子や夢についてレポートしている。津波の影響で家をなくした福田順美さんは震災当事、高校2年生だった。家計を助けるため高校中退を検討していたが、同基金の存在を知り応募した。現在は大学1年生だ。自分以上に過酷な経験をした奨学生と交流を深めるなかで、保健師になりたいという夢が具体化してきた。将来は陸前高田に戻って地元の復興に貢献したいという。

   同基金は、被災した学生の夢を応援するため、2011年4月14日にスタート。同年7月に奨学生の募集を始め、9月から岩手・宮城・福島県の1097人を対象に、最長7年間、月額3万円の奨学金を支給している。同社による4億円の拠出金や、寄せられた募金などで運営しており、ローソン店頭の募金は2013年2月まで東北・関東地方でのみ行ってきたが、5月31日までの3か月間は全国に拡大する。また、「Pontaポイント」による募金は年間を通して受け付けている。

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