女子校出身者の知られざる生態 新著「女子校力」が描く本音とバイタリティー

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   大ヒットアニメ「けいおん!」のブルーレイオーディオコメンタリーでは、山田尚子監督ら製作スタッフがこの作品について「女子高を描きたかった」という件が出てきて、「やっぱり、女子高出身!?」などと盛り上がるシーンがある。

78人のOG・在校生にインタビュー

『女子校力』
『女子校力』

   このアニメが大ヒットしたのは、女子高生の平凡でまったりした生活の舞台を軽音楽部にしたから、と考えている人も多いが、制作側の意図は、女子高はいかに楽しい場所なのかを伝えたい、という事だったらしい。

   本書『女子校力』(PHP新書、2013年3月17日発売)は、自身も女子出身という著者の杉浦由美子氏が78人の女子劫出身者・在校生にインタビューし書き上げた、女子校の人気が低下しているとされるが、女子校出身者はそれが信じられないとして「こんなに楽しかった時代はない」と語っている。

   ただし、こうした経験からなのか、就職しても職場の空気や、男性のメンツが読めなかったり、恋愛経験が豊富であっても男性に対する免疫がなかったり、ということにもなるそうだ。この「世間知らず」っぷりこそ、女子校出身者のバイタリティーの源であり、新しい時代を生き抜く力になっているはずだと本著では強調。その知られざる生態や生き方などをレポートしている。

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