"立志伝中"のカルダン氏、「おしん」が人生駆け上がるきっかけに

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   イラン出身のベストセラー作家として活躍するコーチ・カルダン氏(45)は21歳の時に約3万円の現金を握りしめて来日し、時給750円の溶接工からわずか数年で「1兆円企業のトレーナー」に転身したという。同氏は2013年10月26日に都内で、自らの経験から得た教訓をもとにセミナーを予定しているが、それに先駆けて開かれた講演会で、日本のドラマ「おしん」に触発され日本に来たことなどを明かした。

1時間の打ち合わせ、準備は何時間でも

ビジネスでは「プレゼン」が一番大事というカルダン氏
ビジネスでは「プレゼン」が一番大事というカルダン氏

   講演会が開かれたのは10月7日夜。会場の東京・六本木ライブラリーには、会社帰りのビジネスマンらが詰めかけ熱気に包まれた。

   カルダン氏は日本語を、ゼロの状態から約2か月で身につけ、溶接工からパイロットにジャンプアップし、さらには法廷通訳まで務めるようになった、いわば"立志伝中の人物"。著書の「どんな状況からでも成功する法」(きこ書房)は、アマゾンの書籍売上ナンバーワンにもなった。

   イランでは継母から虐待を受け、いわゆるストリートチルドレンの一人に。だが当時イランで放映されていた「おしん」を見て勇気づけられ日本行きを決意。パスポート取得のため軍隊に入り、その後に念願を果たして来日してからは、急ぎ足で人生の階段を駆け上がった。

   その過程では、テロリストと間違われ当局からマークされたこともあったというが、いまでは日本を拠点に国内外で大物顧客を持つビジネスコーチ、企業コンサルタント兼ベストセラー作家としてゆるぎない地位を築いた。

   カルダン氏は"成功の秘訣"は「ビジネスでは『プレゼンテーション』が一番大事と理解すること」という。大きな会場で、大勢の観衆を前にする「プレゼン」もあるが取引先との1対1の打ち合わせも「プレゼン」であり、小さなプレゼンのために、どれだけ準備しているかで成功の度合いが変わってくると、カルダン氏。「出来る人は1時間の打ち合わせのために何時間も準備している」と強調した。

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