2020年 1月 19日 (日)

【書評ウォッチ】危険すぎる中国産食材 加工されて出回る現状

印刷
不動産価格上昇中!不動産の価値は?一括無料査定でチェック!

   とんでもない話だ。『日中食品汚染』(高橋五郎著、文春新書)は、農薬や重金属まみれの危険食材が規制をすり抜けて出回る現状を告発している。中国野菜に不安を感じる人はすでにいるはずだが、問題はエキスやスープの素に加工されたら表示もされないこと。知らないうちに買わされる恐怖が際限なく広がる。カレールー、麻婆豆腐の素、チョコレート、昆布粉末……それが有毒・危険などとは冗談じゃない。早く何とかしなければいけない。【2014年5月11日(日)の各紙からⅡ】

原産地不明の加工食材や添加物に化けて

『日中食品汚染』(高橋五郎著、文春新書)
『日中食品汚染』(高橋五郎著、文春新書)

   日本の食料自給率は39%(2012年度カロリーベース、農水省算出)。60%を輸入に頼り、そのうち14%が中国産だという。中国では抗生物質を投与された豚肉がざらで、遺伝子組み換え食品の区別も怪しい。鉱山から流れ出た重金属が農地や農業用水を汚染しているとも報じられている。こうした食品汚染とガンや先天性異常と関係性も指摘される。

   「だったら中国産食品なんか食べなければよいじゃないか」とは言い、現に2007年にアメリカでは中国産でないことをアピールする「チャイナフリー」の表示運動が始まっている。しかし、問題は汚染食品が粉にされ、原産地のわからない食材に化けることだ。

   ほとんどが原産地不明の加工食材や添加物として輸入されていることを、現代中国の農村経済や食料問題を調べる著者が訴える。中国産ホウレン草が野菜エキスとして輸入され、やがて日本人の食卓に。内容は恐怖の非表示汚染食品図鑑といってもよさそうだ。

   「知らず知らず食の安全と信頼が脅かされている」と、東京新聞と中日新聞の小さな無署名書評は指摘する。原産地を隠した危険食材がスーパーやコンビニ、外食の店に並べられているということか。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!