約2年前、同コラムでお送りしたギャル達のホスト事情。その際、ギャル達にホストクラブに行きたいかといった調査を行うと、『お金を払ってまでホストと話したいと思わない』『その場は楽しそうだけど、チャラいイメージがある』――といった理由で6割以上がホストクラブに『行きたくない』と答えた結果が明らかとなりました。ただ最近では、そんなギャル達をもうならせるかっこよさで人気を集めている新ジャンルのホストがいることが分かりました。今回はそんなギャルイチオシのあるホストについてご紹介させて頂きます。酒飲まずお茶でお相手 世代交代迫られる「旧ホスト」まず調査を行うと、現在、ホスト業界にある変化が訪れていることが分かりました。それが新種「ネオホスト(以下、ネオホス)」の出現です。みなさんがこれまで想像しているホストと言えば、長い髪をスジ盛りにしたスーツ姿、さらに高級ボトルをガブガブ飲んでいる印象が強いのではないでしょうか。いわゆる昔ながらのTHEホストですよね。しかし、最近ではこの新種の出現により、このTHEホストは「旧ホスト」と呼ばれるなど、世代交代を余儀なくされているようです。では、そんなホスト業界に激震を走らせる「ネオホス」とは一体どういったジャンルなのでしょう。驚いたのがこれまで私達が思い描いていた印象を覆らせるほど、カジュアルなその格好です。表参道や青山を歩いていそうなセンスあるオシャレな格好で出勤し、お店ではお酒は飲まずお茶やジュースなどを嗜み、合コンのような雰囲気で接客を行うことから、新しいタイプの進化系ホストとも呼ばれています。三代目JSBのルックスで爆発的人気そんなネオホスト業界の中で爆発的な人気を集めているのがファッション誌から抜け出したようなセンスで人気を集めている、櫻遊志(さくらゆうし)です。櫻遊志は、歌舞伎町のホストクラブ・SENSETOKYOを経営しているネオホストの一人で、三代目JSoulBrothersのメンバー・登坂広臣に似ていることでもファンも魅了。さらに、その男前のルックスとは反対に、笑うとくしゃっとなる顔が可愛いことでも知られており、ファンからは『最強の笑顔』と言われているほどなのだとか...。ちなみに彼はお酒が苦手なようでオレンジジュースで接客を行うことから、これまでホストに対してあった敷居の高さや、入りにくかったイメージが払拭され、OLや大学生などがリーズナブルに気軽に通えるのはもちろん、この顔見たさに地方から訪れる女性客も多く、まさに会いに行ける「歌舞伎町のアイドル」と言っても良さそうです。お手頃に楽しめる価格設定が拍車そんなネオホス業界を知ったギャル達からは、『今までホストってあんま良いイメージなかったけど、これなら行ってみたい(笑)』『旧ホスより、全然かっこいい！ こんなオシャレなホストだったらアリでしょ！』『お茶とかジュースを飲むってのが嬉しい！お酒の場合、いくらすんの？ ってプレッシャーあるしね(笑)』『ギャルも進化してるようにホストも進化してるんだね！ ネオホスの方が時代の先端をいってる感じでかっこいい！』――と、これまでホストとは無縁だった彼女達の心も掴みつつあるようです。尚、初回料金は1時間3000円(grp調べ)と安く、お手頃に楽しめる価格設定も「ネオホス」をさらに注目させるポイントであると言えるでしょう。ギャルが進化を遂げ「ネオギャル」といったジャンルが誕生したように、ホスト業界に新しい風を吹かせている、新種「ネオホス」。「ネオギャル」誕生でギャル達の常識が変わったように、夜の世界でもこれまでの概念が塗り替えられ、ギャルにとってもホストの印象が変わりつつあると言えそうです。grp編集長・安部舞紗
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