110年の時を越え、受け継がれる精神 「婦人画報」創刊号を特別付録に

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   ハースト婦人画報社の女性月刊誌「婦人画報」が2015年7月、創刊110周年を迎える。現在販売中の7月号(6月1日発売)では、1905年に出た創刊号の完全復刻版を「110周年記念号」として別冊付録にしている。

  • 「創刊号完全復刻版」表紙
    「創刊号完全復刻版」表紙
  • 「創刊号完全復刻版」巻頭グラビア
    「創刊号完全復刻版」巻頭グラビア
  • 2015年7月号表紙
    2015年7月号表紙

周年プロジェクトで「手仕事」応援

   「婦人画報」の初代編集長は、小説家でもあった国木田独歩。創刊号の「発行の辞」で国木田は、当時の「理想の女性像」を発信するための雑誌と位置付けた。そんな国木田の思いは、いまも脈々と受け継がれているという。

   創刊号では、巻頭グラビアで華族女学校(現在の学習院女子中・高等科)の運動会を紹介。続くグラビアでも、遠足で潮干狩りに行く女学生や、ヨーロッパから伝わった体操をする女学生など、それまでの女性観を覆すような写真を掲載した。7月号の読者からは「読み応え十分で、若い世代や男性でも楽しめる」という声が出ているという。

   「女性誌初」の試みは、現在でも行っている。たとえば110周年を機にスタートした、女性誌単独では初めてという読者参加型クラウドファンディング事業「つくろう!日本の手仕事の未来」では、さまざまな「手仕事」を次代へ受け継ぐため、職人を応援している。

   プロジェクト第1弾では、「日本最後の鏡師」という山本晃久さんが手がける「世界最大・手作りの魔鏡」を実施。これらの取り組みや、創刊からの歩みは、創刊110周年記念サイト「LOVEJAPAN110」で紹介されている。

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