2024年 5月 5日 (日)

■天皇賞 日刊スポーツがリード、今週は?
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   伝統の天皇賞・秋、2016年は混戦だ。海外GI2勝が光るエイシンヒカリ、連覇を狙うラブリーデイ、マイル(1600メートル)王者で2015年のJRA年度代表馬のモーリス、GI2勝のロゴタイプ、春に待望のGIをドバイで奪取したリアルスティール、牝馬ながら前哨戦の毎日王冠を勝ったルージュバック、15年の天皇賞・秋で2着だったステファノスと、好メンバーがそろったが、どの馬も少なからず不安があり、飛び抜けた存在はいない。

3紙がモーリスに◎

 

   スポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知の3紙が本命◎に推したのが、モーリス。「地力最上位」というのはスポニチだ。「芝マイル部門で頂点を極めたこの馬にとって、今回の課題は芝10F(2000メートル)への対応」としたうえで、前走の札幌記念(2着)ではスムーズに折り合って最速の上がりをマークしたことで、「克服に手応えを得たと判断できる」とみた。凱旋門賞を勝ったR・ムーア騎手が手綱をとるが、「彼が乗ること自体、買い材料となる」と推す。対抗○には、ルージュバック。

    サンスポも「上位馬は混戦の様相だが、昨年の年度代表馬モーリスを信頼する」という。2000メートルの距離にも、「精神的に成長しているので不安はない」と言い切る。

    「牡馬相手でも切れる」と高く評価したルージュバックが対抗○。引き続き好調をキープしているとみている。15年の天皇賞・秋で2着、「前走(毎日王冠)で直線で前が壁になった(進路がふさがれた)ステファノスの巻き返しを警戒」して、3番手にあげた。

    スポーツ報知も、「2000メートルでも主役になれる」とみている。前走の札幌記念は2着だったが、不向きな展開にもかかわらず、「折り合い面に加え、発馬がスムーズで収穫のあるレースだった」と、距離の不安はない。

   スポーツ報知も、対抗○はルージュバック。「牡馬相手のGIでも好勝負」になるという。

エイシンヒカリを推す2紙の理由

    日刊スポーツの本命は◎は、「1枠1番の絶好枠を引いた」エイシンヒカリ。13戦10勝の安定感で、「崩れるとすれば、昨年(2番人気で9着)のように他馬に内をすくわれてハナ(先頭)を切れなかった場合」だが、それも1枠1番であれば杞憂に終わる可能性が高いと読む。「状態面も文句なし」で、「この馬は休み明け4戦4勝。ぶっつけ本番こそ、本領を発揮できる」とみている。

    快速馬エイシンヒカリが「勝てる」と断言するのが、デイリースポーツ。「最大の魅力は、ハナに立ちさえすればどんな展開になっても対応できるところ」で、逃げれば勝てる。レース後は香港カップを最後に引退が決まっており、国内ラストランで待望の国内GI制覇を決める。騎乗する武豊騎手は、天皇賞・春が7勝、秋5勝の「盾男」の異名をとる。その手腕にも大きな期待を寄せる。

    日刊スポーツ、デイリースポーツともに、対抗○にはモーリスを推した。

    ▲や△☆の印がズラリと並んだのが、アンビシャスとステファノス。いずれも前哨戦の毎日王冠からの出走で、前者はルージュバックの2着、後者は5着だったが、着差はわずかで、叩いた上積みを見込んでいる。

    昨年の覇者ラブリーデイにも△の票が集まる。東京競馬場の2000メートルは外枠からの発走が不利とされるが、その一番外枠に入ってしまった。2016年は掲示板(5着以内)を確保するレースが続いているが実力馬で、見限れない。

    前走の安田記念で人気を裏切った(2番人気、11着)リアルスティールもGI馬。また、その安田記念でGI2勝目を挙げたロゴタイプ、昨年のダービー3着で、弥生賞や京都記念(いずれもGII)を勝っているサトノクラウンに印がまわっている。

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