2024年 4月 26日 (金)

3万円台でハイエンドに迫る機能、カメラはAFが超進化! 格安スマホ「Moto G5 plus」の実力をガチ検証

   モトローラ・モビリティ・ジャパンの「Moto G5 Plus」は、スマートフォンの中ではミドルクラスの位置づけながら、ハイエンド機に劣らぬ性能をもつSIMフリー端末だ。2017年3月31日の発売からまもなく1か月を迎えるところ、コストパフォーマンスの高さは多くの人が認めている。

   SIMフリー端末を検討中の人でMoto G5 Plusが気になっている人は少なくないはず。そこでトレンド編集部はMoto G5 Plusの実機を入手して機能をチェックした。とくに背面(メイン)カメラについては16年7月に発売された前モデル「Moto G4 Plus」と比較を行った。

「Moto G5 Plus」
「Moto G5 Plus」

ドコモの長期契約者で通信費を抑えたい人向け

   モトローラMoto G5シリーズの上位モデルであるMoto G5 Plus。前モデルのボディは背面パネルが樹脂製。傷が目立たないメリットはあった一方で「安っぽい」という声もあった。Moto G5 Plusはメタル素材を採用。カラーはルナグレー(Luna Gray)とファインゴールド(Fine Gold)の2色展開で、格段に高級感を増した。気になるのは背面カメラとフラッシュ部分の出っ張りで、定規で測ったところ直径23mmほどある。デザイン的には悪くなく耐衝撃性も確保しているのだろうが――。気になる人はいるかも。

背面カメラ
背面カメラ

   Moto G4 Plusと同様、SIMを2枚挿して3Gと4G LTEの同時待ち受けが可能なDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応している。ところで記者Iは通話用にNTTドコモの「タイプXiにねん」を月額基本料金743円(税別)で契約している。NTTドコモの継続利用歴は15年超で、会員プログラムのステージは上から2番目の「シルバー」。ほとんど通話をしないもののキャリアの長期優遇は捨てがたい。このような人にとってデュアルSIMデュアルスタンバイは唯一の選択肢ともいうべきスマホだ。通話にキャリアのSIM、データ通信に格安SIMと割り当て可能。さらにmicroSDカードを最大128GBまで挿入できるので、内部ストレージの32GBと合わせて160GB使える。

SIMカードスロット
SIMカードスロット

   CPU(SoC)はSnapdragon 625を採用している。ASUS(エイスース)が昨年10月に発売した人気モデル「Zenfone 3」にも搭載されており、高性能で省エネと評価が高い。またメモリは4GB積んでいる。定番ベンチーマークアプリ「Antutu benchmark」でMoto G4 PlusとMoto G5 Plusをベンチマークしたところ、前者が43002だったのに対し、後者は62733を叩き出した。ゲームプレイでも過不足ないレベルと評価できる。

ベンチマーク比較。左がG5で右がG4
ベンチマーク比較。左がG5で右がG4
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