2024年 4月 19日 (金)

あなたは何タイプ? 「汗のニオイ」原因を職業別に公開!

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   ニオイにより周囲を不快にさせる「スメハラ」(スメルハラスメント)が話題になり、社会的にニオイへの関心が高まっている。

   そんな中、デオドラントブランド「エージーデオ24」(資生堂)は、20~40代の有職者男女500名に対し、「仕事中の汗のニオイ」の意識・実態調査を行った。発表は2017年6月14日。

  • あなたはどのタイプ?
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  • 屋外臭タイプ
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  • 環境臭タイプ
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  • 活動臭タイプ
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  • ムレ臭タイプ
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  • 着衣臭タイプ
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  • 屋外臭タイプ
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学校の先生も危ない?

   今回の調査で、「仕事中、自分の汗のニオイが不安になった経験はありますか?」と聞いたところ、実に91%が「ある」と回答している。このあたりは働く大人であれば、「あるある」の数字だろう。

   「エージーデオ24」は、汗のニオイにはさまざまな原因があるとし、汗のかき方を、「屋外臭」「環境臭」「活動臭」「ムレ臭」「着衣臭」の5つのタイプに分類した。美容ジャーナリストの木更容子さんの解説と、「対策法」も一緒に紹介しよう。

【屋外臭タイプ】

   外回りや外での作業など、屋外にいることが多い(直射日光を浴びやすい)人。強い日差しの中で外回りをする営業マン、営業ウーマン、1日中屋外で仕事をする建築現場スタッフなどが、これに当たる。

   46歳の女性保育士は、「立ちっぱなしでプールに数時間いるときなど、汗が気になる」。35歳の塗装工の男性は「屋外作業がほとんどなので汗をかく」、と答えており、いずれもこのタイプだ。

   対策法は、「汗をかく量が多いので、こまめにふきとることが重要です。タオルとあわせて汗ふきシートを持っておくと、爽快感も得られておすすめ。さらに、替えのインナーも持ち歩けるとベストです」

【環境臭タイプ】

   仕事環境の温度・湿度が高い(室内が暑い)人。授業をする教室にエアコンがついていない教師、1日中火を使う厨房にいる調理師などの方が当てはまる。

   29歳の女性教師は「夏、冷房がない教室での授業は、すごく汗をかく」。 34歳の女性調理師は、「火を使う仕事なので常に暑い。食洗機の熱気でも汗をかく」と話す。

   対策法は、「汗がニオイを発する前にケアをすること。汗そのものは無臭ですが、皮膚にある常在菌が汗なども分解しながら繁殖していくことで、ニオイの原因となるニオイ菌が発生します。スプレータイプのデオドラント製品を携帯して、休憩時間にさっとケアできるようにしておきましょう」

【活動臭タイプ】

   仕事中の活動量が多い(動き回ることが多い)人。例としては、客席を動きまわる飲食店などのホールスタッフ、病院内での移動が多い看護師など。

   35歳の女性販売員は、「アパレルの販売をしており、作業が多くずっと体を動かしている」。34歳の男性配達員は、「荷物の積み降ろしで、夏はすごく汗をかく」という。

   対策法は、「活動量が多いと、動いているあいだにすぐ体が熱くなってしまうので、おすすめなのはクールタイプのスプレーなどを使うこと。氷冷感のあるアイテムを使うことによって、体温の上昇、ひいては汗の量を抑えられます」

デスクワークも危険! 職業別ニオイの原因

【ムレ臭タイプ】

   デスクワーク・受付・運転など、仕事中に同じ姿勢でいることが続く(ワキ・太ももなどがムレる) タイプ。1日中ずっと座りっぱなしの受付やデスクワーカー、運転姿勢をくずすことができないタクシードライバーなどが当てはまる。

   エアコンがきいている室内でも、ずっと同じ体勢で仕事をしていると、ワキ・太もも・足裏などがムレやすく、ニオイの原因になるのだ。

   42歳の女性事務員は、「座りっぱなしなので、イスと接触している部分がムレやすい」。34歳の男性エンジニアは「一日椅子に座って、同じ姿勢で作業しているから」と、推察している。

   対策法は、「まずムレやすい部分の通気性をよくすること。服装も、風通しのよい素材・デザインのものを選びましょう。また、ワキは密着性の高いロールオンタイプ、足はフットスプレーなど、ムレやすい部分にあわせてアイテムを使い分けるのもおすすめです」

【着衣臭タイプ】

   仕事における着衣の自由がきかない(ジャケットや制服などの着用が義務付けられている)人。制服が決まっていてクールビズを取り入れられない警備スタッフ、夏でもジャケットやストッキングの着用が必要な会社員などがこれに当てはまる。

34歳のサービス業の女性は、「ホテルのフロント業務のため、制服が決まっていて、しかも1着しかない」というのが悩みだ。

   対策法は、「デオドラント製品でのケアに加えて、下着で工夫をするのがおすすめ。汗が乾きやすく、防臭効果のある下着をつけるなどの工夫をして、ニオイを抑えましょう」

   自分に当てはまる「ニオイタイプ」は見つかっただろうか。ちなみに、今回の調査対象者に、自分はどのタイプだと思うかを複数回答で聞くと、最も多かったのは「ムレ臭タイプ」(46%)で、以下、「活動臭タイプ」(39%)、「環境臭タイプ」(27%)、「着衣臭タイプ」(19%)、「屋外臭タイプ」(17%)と続いた。

上手に対策して「スメハラ」の原因にならないよう気を付けたい。

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