プロ野球団・広島東洋カープが2018年1月25日、同球団主催の2018年度公式戦からDeNA戦・中日戦・ヤクルト戦において、「ビジターパフォーマンス」席を分割して、カープファン・ビジターファンのどちらも応援可能な一般席を設けることを発表した。この発表を受け、同球団への批判の声が相次いでいる。ビジター席にもカープファンが流入25日、2018年度公式戦のカープ主催ゲームにおいて、これまで対戦チームのファン(ビジター)が応援していた席「ビジターパフォーマンス」(約1670席)が、「ビジターパフォーマンス席」(ビジター専用の指定席)と「3塁側パフォーマンス席」(一般指定席)に分割されることが発表された。対象となるチームは、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズの3球団だ。「ビジターパフォーマンス席」は、これまで同様にカープのユニフォームの着用、カープの応援グッズ等を使用しての応援が禁止されている。一方「3塁側パフォーマンス席」は、内野・外野指定席などの一般席と同様、どちらのチームのユニフォーム、グッズを使用して応援してもよいという席だ。球団はこうした席の分割を踏み切るに至った経緯を「近年、来場希望者が増加する一方で座席に限りがあることから、ビジターパフォーマンスの入場券を多くのカープファンが求め、コンコース等に流れる現象が起きています。そのため、コンコースでは混雑が増大し、お客様同士のトラブルも増えています。こうした状況を少しでも解消するために実施いたします」と、公式サイト上で説明している。「カープ側のことしか考えてない」この球団の対応に、ツイッター上で多くの批判の声が上がっている。「マツダスタジアムのビジター分割化はカープファンとして断固反対!!」「遠くからきとる他球団かわいそうやん。新たに席つくればいいのにこれは完全おかしいと思います」「ありえない 絶対トラブル起こる カープ側のことしか考えてない ビジター側のこともちゃんと考えよ」「こんな解決策しか考えつかないのか広島カープ ガッカリだよ」など、カープファン含め、さまざまな球団のファンから批判的な意見がつぶやかれている。一方で「甲子園東京ドームも、ビジター球団によっては、ビジター席減らしたりするやん?」「カープのビジパフォ分割、そんなに怒ることか?他球場でもビジター狭いところ多いし。そもそも人が入らないから分割されてんだろ」「カープがそういう考えなら、スワローズやベイスターズもカープ戦のビジター応援席を大幅減すればいい」など、「主催ゲームのビジター席をどうするかは球団の自由」といった意見も上がっている。
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