2018年 9月 24日 (月)

「ラン活」商戦、今年は早くも本格化 「我が子のために」1年続く親の奮闘

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   昨今、世間の話題にのぼるようになった「ラン活」。小学校入学を控える子どものために、親や祖父母がランドセルの購入に奔走することを指す。

  • セイバンのランドセルブランド「モデルロイヤル」(プレスリリースより)
    セイバンのランドセルブランド「モデルロイヤル」(プレスリリースより)

種類多様化、最大1080通りでオーダー可

   年々時期が早まっているという「ラン活」。サンケイリビング新聞社の調査(※)によると、14年は6月ごろから購入(予約)者がじわじわと増え始め、8月がピークだった。だが17年は4月から動きが活発化。8月までには購入予定者の5割以上がすでに買い求めていた。

   実際、業界大手の「セイバン」(兵庫県たつの市)は18年3月30日から、「土屋鞄製造所」(東京都千代田区)は4月18日から、19年度新入学向けのランドセルを販売している。日本経済新聞(ウェブ版)の5月3日付記事によると、5月に入り百貨店が売り場をこぞって拡充。首都圏では早くもランドセル商戦がヤマ場を迎えていると伝えた。

   ラン活が白熱する背景には、ランドセルの多様化がある。「ハシモト」(富山市北新町)の主力ブランド「フィットちゃん」は全47色を用意。イオンリテール(千葉市)の「みらいポケット パターンオーダー」シリーズは、デザインやかぶせ鋲などを自由に組み合わせられ、最大1080通りのランドセルをオーダーメードできる。

「フィットちゃん」(「ハシモト」公式サイトより)
「フィットちゃん」(「ハシモト」公式サイトより)
「みらいポケット パターンオーダー」(「インリテール」公式サイトより)
「みらいポケット パターンオーダー」(「インリテール」公式サイトより)

平均購入価格は5万円超え

   人気商品は発売後まもなく売り切れることも珍しくなく、「我が子のために」と親が理想の一品を求めて奮闘するのだ。

   前述のサンケイリビング新聞社の調査によれば、17年の平均購入価格は5万2508円。14年調査から4702円上昇しており、同社は、

「ランドセルの機能が向上するにつれ高価格帯のランドセルが増えたことと、こだわりが詰まったランドセルを選ぶ家庭が増えているからとみられます」

と分析している。

   ※調査は18年3月1日~22日の期間、18年4月に小学校に入学する子供をもつ家庭311サンプルを対象に実施。

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