2019年 10月 21日 (月)

【センバツ】星稜vs履正社の勝負のポイントは?
読めばさらに面白くなる大会初日の見所!

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   第91回選抜高等学校野球大会が開幕する。初戦は星稜vs履正社など好カードが目白押し。注目の3試合の見所を紹介していきたい。

  • 初日の3試合
    初日の3試合

第1試合 市立呉vs市立和歌山

   市立同士の対決は5~6点勝負が予想されそうだ。今年の市立呉はザ・高校野球と表現できるぐらい堅実な攻めを見せるチーム。犠打数は30、盗塁は20と犠打に足を絡めた野球を展開。ミート力が高い選手が多く、チーム打率.322、1試合は広島県大会決勝以外、5得点以上あげており、突出した長打力を持った選手はいなくても攻撃力は高い選手だといえるだろう。注目選手は4番打者ながら7盗塁を記録した沼田 歩、17打点を記録した田辺 舜治がキーマンとなるだろう。投げては技巧派右腕・沼田 仁がどこまで踏ん張ることができるか。

   対する市立和歌山も同じくチーム打率.326を記録しているように、上位打線に高打率が並ぶ1番・山野 雄也、最も長打力があり、勝負強さを兼ね備えたショートストップ・緒方 隆之介が秋季大会で見せた勝負う強い打撃を見せるか。また2年生左腕・岩本 真之介が市立呉打線を粘り強く抑えることができるか。

   終盤まで見逃せない好勝負が期待できそうだ。

第2試合 高松商vs春日部共栄

   奇襲を駆使する高松商が制するのか?それとも春日部共栄のエース・村田 賢一が踏ん張るのか?

   高松商は神宮大会で見せたセーフティスクイズなど勝負所で小技を仕掛けるように相手から嫌らしい攻撃を見せ、着実に点を重ねる。その攻撃の中心は1番・飛倉 爽汰。昨秋は打率.413、9打点、8盗塁とチャンスメーカー・ポイントゲッターとして存在感を示した。飛倉を起点にして、つなぎの野球で得点を重ねていきたい。また神宮大会で本塁打を放った立岩 知樹はこの試合でも意外性を発揮できるか。エース・香川 卓摩は多彩な変化球を操り、制球力も一定以上のものがあるので、少ない失点が期待できそうだ。

   一方、春日部共栄は村田、石﨑 聖太郎のバッテリーが高松商の打者の特徴、攻撃の特徴をつかみ投球を展開できるか。高松商の攻撃に惑わされ、受け身にならず、自分のピッチングができるか注目される。対する打線は右打者の黒川 渓、村田がキーポイントとなりそう。

   試合展開は両投手とも実力を考えると、投手戦が予想される。どちらが集中打で攻略できるか。それができたチームが2回戦へ進みそうだ。

第3試合 履正社vs星稜

   注目の対決が初日から実現した。星稜の奥川 恭伸と履正社の強打の対決という構図になるが、履正社には今大会屈指の左腕・清水 大成がいる。140キロ前半の速球、スライダー、チェンジアップ、カーブを低めに集めるピッチングは簡単に打ち崩せない。清水が持ち味を示せば、星稜にとってはかなり苦しみそう。

   星稜の打線のカギを握るのは内山 壮真。天才的な反応能力があり、好投手からも長打・本塁打にできる能力はこの試合でも大いに発揮できそう。それを発揮する場面がランナーがいる場面か、いない場面か。もし勝負を分ける場面で内山に回れば、ヒーローになる可能性はある。

   履正社は奥川を攻略するにはチマチマとした打撃ではなく、まさかの長打・本塁打を打って奥川のペースを崩すしかない。昨秋、練習試合を含めると最も本塁打を放った1番・桃谷惟吹、大型スラッガー・井上 広大、新2年生スラッガー・小深田 大地がカギになるのではないだろうか。

   最後まで見離せない熱い勝負になることを期待したい。

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