2019年 11月 16日 (土)

■オークス「カス丸の競馬GⅠ大予想」
前代未聞の混戦、「樫の女王」を射止めるのは

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のヴィクトリアマイルは5番、4番、11番人気の順位となり、荒れたじぇい。今週は3歳牝馬の優駿牝馬「オークス」(2019年5月19日、東京競馬場、芝2400メートル)だよ。こっちはあまり荒れないきゃすう?

   カスヨ そうね、オークスは過去5年をみても、馬券に絡んだのは6番人気以内だから堅いレースね。まあ、毎年言ってるけど、穴党の私としては好きじゃないわね、このレースは。でも、今年はちょっと興味があるのよ。桜花賞を勝ったグランアレグリアがNHKマイルに出走して、オークスを回避したものだから、どんぐりの背比べになっちゃったのね。残りの桜花賞組が強いのか、別路線組が強いのか、最近にない混戦になったわね。まあ、これだったら穴党としても出番があるということね。

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差し馬といえばこの馬!

   カス丸 穴狙いのカスヨ姉さんとしては、ビーチサンバが本命◎きゃすう?

   カスヨ 3歳で2400メートルというのは、すべての出走馬にとって未知の距離なのね。距離が長いからレースの流れとしては、途中でペースが緩んで、最後の東京競馬場特有の長く広い直線(525メートル)勝負になるのよね。そうなると、いい位置に付けて最後は抜け出す差し馬の優勝が多くなるわね。だから、最後のスピードにかけられる馬が有利ということになるんだけど、それがビーチサンバなのよ。東京では2回走って、いずれも2着なんだけど、上がり(最後の600メートル)が32秒台という時計をもっているわ。桜花賞は最後の直線で他馬に寄られたりして、すんなり走れなかったけど、今度は16番と外枠に入って、しかも広いコースだから誰にも邪魔されずに直線を走ることができるわ。絶好の舞台なのよ。

   ガジュマル爺 差し馬というならクロノジェネシスの方が上じゃろ。東京では2回走っていずれも勝っておる。2回走って、2回とも負けたビーチサンバとは大違いじゃ。しかも、ビーチサンバの上がりは32秒9じゃが、クロノジェネシスは32秒5じゃ。もう一回は33秒1。これはもう決定的な差じゃな。桜花賞でも、この2頭は似たような位置で最終コーナーを回っておって、クロノが3着、ビーチは5着じゃ。これをひっくり返す要素はないはずじゃ。じゃからわしはクロノジェネシスが大本命じゃ。

   カス丸 カスヨさんも対抗○は、クロノジェネシスだよ。

   カスヨ まあ、2頭は似ているところがあるんだけど、ドングリの背比べの時は騎手の差が大きいわ。ビーチサンバは「牝馬の福永」、ユウイチちゃんよ。クロノジェネシスもユウイチちゃんなんだけど、こちらは北村騎手ね。北村クンは、今年GI騎手になったんだけど、先週のヴィクトリアマイルで2番レッドオルガをうまく持ち出せなかったわ。今度も内枠の2番なのよね。また他の馬に囲まれてしまう心配があるわ。まあ、スムーズにいけば、クロノも力があるから上位争いは必至なんだけどね。

   カス丸 爺の対抗はダノンファンタジーきゃすう。

   ガジュマル爺 今回出ている馬でただ一頭のGI馬じゃ。桜花賞では4着になったから人気が落ちとるようだが、コンマ4秒差じゃ。桜花賞の前まで4連勝しとるし、ディープインパクトのこ子どもじゃ。距離にも不安なしじゃ。東京はデビュー戦で走っておって2着。このときの1着がグランアレグリアじゃ。今回グランはおらんから、やはり底力があるのはこの馬じゃろ。

   カス丸 人気のラヴズオンリーユーが出てこないじぇい。爺もカスヨさんも押さえ△だよ。なんで評価が低いきゃすう?

ラヴズオンリーユーには「初」が多すぎ

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   カスヨ 去年、皐月賞やダービーで人気になったキタノコマンドールのような人気先行の臭いがするわね。というのも、ま未だ3戦しかしてないのに、こんなに注目されるのは4月の忘れな草賞(阪神、2000メートル)で3馬身差で勝ったからね。でも時計的には2分を切ってないのだから、たいしたことはないわ。上がりも34秒台なので、まあまあだけど、特段速いというわけでもないわ。それに今回は栗東(滋賀県)から東京に輸送するわけだけど、これが初体験なのね。もうひとつ、オークスは18頭の馬が出るんだけど、この馬はこれまで最多9頭のレースしかしてないのよ。馬同士の間隔がスカスカのレースから、いきなり2倍の数の馬が走るレースに出るのよ。東京コースは広いからと言っても、1番人気になったらみんなの標的になって馬込みに入ってしまうことは十分あるわ。そのとき、どういう反応が出るのか、わからないわね。つまり不確定要素が多すぎるのよ。まあ、それでもこのレースに強いディープインパクトの子どもだし、母系がスタミナのあるストームキャット系ということもあり、血統は悪くないわね。あと追い切りも悪くなかったから、不安を払しょくするかもしれないわ。それより私の単穴▲は、いまや絶好調のダミアン・レーンちゃんが乗るコントラチェックよ。この馬は逃げたら強いわね。でもオークスは距離が長いから逃げて勝つというのは難しいかもしれないけど、2年前に勝ったソウルスターリングのように最終コーナーで先頭に立てば、スピードやしぶとさは一級品だから面白いわよ。しかも、鞍上はダミアンちゃん。ルメールちゃんが騎乗停止、デムーロちゃんが変調ときて、いまやナンバーワンの騎手よ。先週のヴィクトリアマイルはルメールちゃんに乗り替わってノームコアで優勝。来週のダービーではおそらく1番人気になるサートゥルナーリアに乗るわ。今週勝ったら、GI3連勝という偉業達成がかなり可能性の濃いものとなるわね。

   ガジュマル爺 わしの▲はシェーングランツじゃ。ディープインパクトの子で、力があるのに人気薄の馬じゃ。こういうのがオークスでは、穴を開けるんじゃ。去年の秋は、この東京でGIII・アルテミスステークス(1600メートル)を勝っておる。このとき今回出ておるビーチサンバやエールヴォアに勝っておるんじゃ。あとは桜花賞まで王道路線。結果はいまひとつじゃったが、こういう底力のある馬が未知の距離を舞台にして勝ち負けに食い込んでくるもんじゃ。あとは差し馬として注意せにゃならんのは、桜花賞で2着に飛び込んできたシゲルピンクダイヤじゃ。父ダイワメジャーの子は2400メートルが長すぎるという声があるが、この馬の最後のスピードは一級品じゃ。それとノーワン。ディープインパクトと並んで東京ではハーツクライの子どもに要注意じゃ。ノーワンはそのハーツ産駒。人気が落ちるじゃろうから、楽な気持ちで走って一発があるかもじゃ。若手で粋のいい坂井瑠星騎手の手綱さばきにも期待しておるんじゃ。

   カスヨ わたしは同じハーツ産駒ならシャドウディーヴァを取るわ。オークスを勝つ馬は、ここ10年をみると前走が桜花賞、フローラステークス、忘れな草賞の3つに限られるわ。シャドウはフローラでタイム差なしの2着よ。桜花賞優勝馬がいない今年はこの馬にもチャンスがあるわ。それと逃げ・先行でいうと、1番枠に入ったジョディーね。この馬は鞍上がミヤビちゃん(武藤雅騎手)のときには、必ず馬券に絡んでいるのよ。今回は逃げには絶好の枠の1番だから、期待がもてるわよ。

   カス丸 うーん、ドングリの背比べ?だったら、こういう時は騎手だじぇい。絶好調男レーンのコントラチェックが本命◎きゃすう。当てるじぇい。

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