2021年 9月 19日 (日)

北京で広がる「漢服」ブーム 「映え」もバッチリ!若い女性に人気

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

観光スポットで撮影すれば15万円以上

   中国中央テレビ(CCTV)経済チャンネルの調査では、中国の漢服産業の規模は現在約10億9000万元(約163億5000万円)で、漢服と一緒に身に着けるかんざし、靴、かばんといった装飾品など関連市場も拡大している。今回のイベント会場で出会ったかわいい漢服を着ていた女の子のお母さんは、漢服を撮影する仕事をしているそうだ。こうした写真撮影も関連市場のひとつ。

   北京市朝陽区の大手漢服写真館「盤子女子坊」(http://www.panzi.cc/index.html)は中国国内でいま40店余りを展開しているという。最も一般的な5種類の漢服を着て30枚の写真を撮るコースなら約1200元(約18000円)という。もし故宮など屋外の観光スポットで撮る場合は1万元(約15万円)以上かかるようだ。

   10代~20代の若い女性を中心として盛り上がっている「漢服」文化。「はじめは面白いかなと思って着てみたけど、実際に着てみると昔の人たちはこういうのを着て生活していたのかと実感でき、歴史が身近に感じられる」と、漢服を着る楽しさを話す女性もいた。今回の漢服イベントを主催した虎斑さんは、「中国が世界的な力を持つにつれ、私たちの自信も高まり、過去の栄光と文明を取り戻そうという動きが出てきました。漢服と伝統文化の復興は一つの大きな流れであり、必然的な動きなのです」と語った。

   イベントを取材してみて、「伝統文化復興」の盛りあがりを感じると同時に、中国の若者が、趣味やエンターテインメントに惜しみなくお金を費やしてきている要因も大きいように感じた。漢服ブームは、これから一層盛りあがりそうだ。

(文=中嶋優奈、王朝陽 写真=中嶋優奈、郭然)

■漢服が買える店は、「重回漢唐」(https://chonghuihantang.tmall.com/)、「青錦漢服」(北京市東城区汪芝麻胡同43-1)、「如夢霓裳」(北京市朝陽区8号soho尚都北塔4階北区2471号)など。

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