2020年 8月 8日 (土)

過激を競ったニュージャズホールから50年、名手たちが新宿・ピットインに参集

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   1969年11月21日に東京・新宿の楽器倉庫にニュージャズホールが誕生した。それから50年、2019年11月2日(土)、3日(日)の2日間、ライブホール「新宿ピットイン」に40数人のミュージシャンが集まって「ニュージャズホールを知っているか?」と題した即興ジャズライブを展開する。

  • 階段を上って楽器倉庫を活用した2階にあったPhoto:南達雄
    階段を上って楽器倉庫を活用した2階にあったPhoto:南達雄
  • ニュージャズホールの受付、左が副島輝人氏Photo:南達雄
    ニュージャズホールの受付、左が副島輝人氏Photo:南達雄
  • ジャズとのコラボ。右は詩を朗読する白石かずこさん。Photo:南達雄
    ジャズとのコラボ。右は詩を朗読する白石かずこさん。Photo:南達雄
  • 当時のフライヤー。わら半紙に印刷、図は手書きだった
    当時のフライヤー。わら半紙に印刷、図は手書きだった
  • 階段を上って楽器倉庫を活用した2階にあったPhoto:南達雄
  • ニュージャズホールの受付、左が副島輝人氏Photo:南達雄
  • ジャズとのコラボ。右は詩を朗読する白石かずこさん。Photo:南達雄
  • 当時のフライヤー。わら半紙に印刷、図は手書きだった

ジャズと詩、アングラ映画との交流の場でもあった

   ニュージャズホールは、ジャズ音楽評論家の副島輝人さんの呼びかけで富樫雅彦、高柳昌行、高木元輝、沖至らが呼応してオープンした。場所は当時のピットインの2階倉庫。新しい試みは、ジャズと詩、アングラ映画との交流の場でもあった。フォークやロックが若者に支持され、アングラ演劇やミニコミなど、サブカルチャーの勃興期で、その流れの中にニュージャズの運動も連なっていた。「あのころのほうが自由だった」という想いがこの時代を走った人たちにはあり、今回の催しに連なっている。

   詩人の白石かずこさんは、「よいJAZZか、どーか、でなく、そこではJAZZのジャズの魂スピリットの世界を追求、ツイキューするところである」と書いている。

   自由なジャズを志向してきたピアニストの佐藤允彦さんは、「世界中が煮えたぎっていた時代、ジャズも溶岩流状態。騒然とした空気を吸っていれば、だれしも体の内側から湧き上がってくるものを抑えきれなくなるはずだ。みなが演奏の過激さを競っていたというべきか」と書いている。

   この催しは、副島輝人さんの弟でTBSでは「8時だヨ!全員集合」のディレクター、「クイズダービー」のプロデューサーだった副島恒次さんや佐藤允彦さんらが1年がかりで準備した。

   11月2日は大友良英デュオ、不破大輔グループなど5グループ、3日は昼と夜の2部。佐藤允彦グループなどが出演する。

   連絡先は新宿ピットイン。03-3354-2024。

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