パナソニックは、「テクニクス」ブランドの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」など3モデルを2020年4月中旬に発売する。ハンズフリー通話もノイズを抑えたクリアな音声で同ブランドで培ってきた音響技術により、コンパクトながら躍動感と豊かな空間性を実現したという。タッチセンサーアンテナを新搭載し、より安定したBluetoothワイヤレス接続が可能とのことだ。イヤホン外側の騒音を低減するデジタル制御のフィードフォワード方式と、内側のマイクで耳の中のノイズを低減するアナログ制御のフィードバック方式を組み合わせ、業界最高クラスの性能だという「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載。外出先での様々な騒音を大幅に低減する。豊かな低音と音場や空間性の広いゆとりのある音質の、グラフェンコートを施した10ミリ径ダイナミック型ドライバーを内蔵。ドライバー前後の空気の流れを精密に制御し、低域から高域までの高帯域再生能力を引き出す「アコースティックコントロールチャンバー」を採用する。2つの通話用マイクを使用して送話音声とそれ以外の音を区別してノイズを低減する「ビームフォーミング技術」を実装。空気の通り道を複雑化し、マイクに直接風が当たりにくい「ラビリンス構造」により、通話中に風切音の影響を受けにくい設計となっている。伝送方式はBluetooth5.0。A2DP/AVRCP/HSP/HFP各プロファイル、SBC/AAC各コーデックに対応。IPX4相当の防水性能を備える。充電ケース、イヤーピース（S/M/L/XLの4サイズ）が付属する。カラーはシルバー、ブラックの2色。このほか「パナソニック」ブランドから、8ミリ径ドライバー内蔵モデル「RZ-S50W」、6ミリ径ドライバーを内蔵し、ノイズキャンセリング機能など非搭載の「RZ-S30W」も同時発売する。いずれも価格はオープン。
記事に戻る