パソコン（PC）およびタブレットなどを手がけるレノボ・ジャパン（東京都千代田区）は、モバイルノートPC「ThinkPadX1Fold」を2020年10月13日から順次発売する。画面を折り曲げ2画面でも使えるカーボンファイバーを使用した重さ約973グラムの軽量ボディーに革製のカバー、ペン入力対応の折りたためる13.3型QXGA（2048×1536ドット）有機ELディスプレーを搭載。様々な設計やバリエーションの中から検討し、折りたたみのストレスに耐える独自の「マルチリンク・トルク・ヒンジ・メカニズム」を開発し採用したという。画面をフルフラットに開く「ランドスケープモード」では、革製カバーに内蔵したキックスタンドで立てて使用可能。縦横比4：3の画面に多くの情報を表示できる。キーボードは筐体を折り畳む際に間に挟みマグネットで固定することでワイヤレス充電を行う。画面を折り曲げた状態でも使用可能で、片側の画面でビデオ通話をしながら、もう片側でメモやドキュメントの編集を行うなど、2画面を活用した使い方が可能だ。また、別売の「Lenovoイーゼルスタンド」にセットし、セカンドディスプレーやフルサイズキーボード、マウスを接続すれば、デスクトップPCスタイルにもなる。OSは「Windows10」（64bit）をプレインストール。メモリーは8GB、内蔵ストレージは512GBSSD（ソリッド・ステート・ドライブ）。インターフェイスはUSB3.1Gen1Type-C×2。IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN、Bluetooth5.0をサポートする。直販サイト「レノボオンラインショップ」でのWi-Fiモデルの価格は36万3000円～（税別）。なお、第5世代移動通信システム対応の「5Gモデル」も今後発売するとのことだ。
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