2024年 4月 20日 (土)

コロナ禍で「密にならない」新人野外研修 テント設営や焚火トークで親睦深める

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   間もなく新年度だ。コロナ禍で迎える2回目の新入社員研修。密を避けつつ、親睦を深められる「野外」研修はどうだろうか。

   キャンピングオフィス事業を提供するスノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市、以下SPBS)が、2021年3月9日から提供している「CAMPING OFFICE新入社員研修」だ。

  • 「CAMPING OFFICE新入社員研修」
    「CAMPING OFFICE新入社員研修」
  • アウトドアオフィス設営の様子
    アウトドアオフィス設営の様子
  • クリエイティビティワーク研修
    クリエイティビティワーク研修
  • 「CAMPING OFFICE新入社員研修」
  • アウトドアオフィス設営の様子
  • クリエイティビティワーク研修

参加規模や要望に合わせてアレンジ可能

   「CAMPING OFFICE新入社員研修」は密にならない、屋外でのテント設営をはじめとした協働作業や、焚き火を囲んで話す団らんによって新入社員同士の連携を強め、組織のチームワーク向上を目指す。10人から利用でき、日程は1日で、例えば以下のようなタイムスケジュールを組める。

10:00 オリエンテーション
10:30 アウトドアオフィス設営
11:30 アウトドアミーティング
12:00 ランチ
13:00 コンテンツ(例:クリエイティビティワーク研修)
16:30 レイアウト変更
17:00 焚き火トーク
18:00 終了

   「クリエイティビティワーク研修」は、自社の可能性や認知、視点を拡げるための内容だ。チームを組んで、「将来どんな取組みが自分たちに作れるか」を話す。焚き火トークでは、みんなで車座になって火を囲むことで、会話が自然に弾むという。自然の中で五感を刺激することで心身が回復し、集中力や思考も深まる。

   上記はあくまで一例で、参加規模や要望に合わせてアレンジできる。「キャンプ場で宿泊するパターン」や、キャンプ体験に抵抗がある場合に「日中は屋外でCAMPING OFFICEを体験しホテルや旅館に宿泊するパターン」などもある。21年春の新入社員に限らず、対面での新入社員研修が行えなかった2年目社員や、中途社員を対象とした内容にもでき、コロナ禍で直接顔を合わせる機会が少ない社員同士のコミュニケーションの場としても活用可能。

   研修は、東京都や神奈川県、愛知県にあるSPBSの提携施設で行う想定だが、「都心の屋外スペースや飲食店で実施するパターン」も選べる。コロナ禍で旅行者の減少や営業時間短縮要請により苦境に立たされているキャンプ場、宿泊施設、飲食店の遊休スペースを有効活用し、施設の稼働率向上にも貢献する狙いがある。

リモート勤務社員の9割「不満ある」

   SPBSは「CAMPING OFFICE新入社員研修」のほか、野外でオフサイトミーティングが体験できる「CAMPING OFFICE」を全国で展開している。

   新型コロナウイルス感染対策としてリモートワークが各社で導入された結果、通勤時間削減などのメリットがある一方で、社内でのコミュニケーション不足やチームワーク力の低下といった新たな課題も出てきている。SPBSが実施した「コロナ禍におけるリモート勤務の実態・意識調査」の結果、週1日以上リモート勤務している会社員400人の約9割が「不満」を感じ、その最大の要因として「会社の人とのコミュニケーションが減った」ことを挙げているという。

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