コールド・ストーン全国で続々閉店 残りは3店舗、東京からは撤退

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   アイスクリームチェーン「コールド・ストーン・クリーマリー」(以下「コールド・ストーン」)の店舗が激減している。2021年11月10日現在、全国の店舗数は3店にとどまる。

   米国発祥で、日本には05年に上陸。店員が歌いながら、冷えた石板の上でフルーツやアイスクリームをへらを使ってこねるスタイルが話題となり、メディアにもたびたび登場していた。だが今では、東京ほか大都市圏から完全撤退している。

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新型コロナ流行後に

   確認した限り、2012年4月時点でコールド・ストーンは北海道から福岡県まで16都道府県・34店舗あった。14年1月には、たこ焼きチェーン「築地銀だこ」を展開するホットランド(東京都中央区)が買収、完全子会社化している。

   2016年3月18日付の日経MJは、ホットランドがコールド・ストーンについて「外販主体に転換する」と報じている。「買収後は同業のアイス専門店が競合だったが、コンビニやスーパーなどで売る高級アイス販売が急増し苦戦していた」ものの、「アイスキャンデーなどの外販は好調」だったためだ。店舗数は「14年12月時点で34店」だったが、記事公開時は「27店」と書かれている。

   新型コロナウイルスが流行した2020年に入ると、2月に5店舗を閉鎖したのを皮切りに、翌21年9月30日のルミネエスト新宿店(東京都新宿区)まで、13店舗(うち1店はコールドストーン・クリーマリー・サンド)を閉店している。

   現在営業している店舗は、那須ガーデンアウトレット店(栃木県那須塩原市)と佐野プレミアム・アウトレット店(栃木県佐野市)、三井アウトレットパークジャズドリーム長島店(三重県桑名市)となっている。

(2021年11月11日追記)J-CASTトレンドは、コールド・ストーンの出店状況やコロナ禍以降の店舗激減と首都圏から撤退している理由、今後の再出店の可能性について、11月10日に運営元のホットランドにメールで取材した。「今回は回答を控えさせていただきたく存じます」とのことだった。

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