消えた店や商品、その多くは人気を博し、長年愛されてきたものたちだ。新型コロナウイルスの影響や老朽化、時代の流れなど理由は様々。2021年にJ-CASTトレンドが注目した「閉店」「終売」を集めた。人気のチェーンも姿消す■ミスタードーナツ閉店相次ぐ 4年間で国内200店減、ツイッターに「目撃情報」「ミスド」の愛称で親しまれる、ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」。1971年の国内1号店誕生から、2003年には1600店舗超にまで経営拡大した。しかし、その数が1000店未満まで減少している。広報に取材すると、ミスドの試行錯誤が見えてきた。■コールド・ストーン全国で続々閉店 残りは3店舗、東京からは撤退アイスクリームチェーン「コールド・ストーン・クリーマリー」の店舗が、3店のみに。2005年に日本上陸すると、店員が歌いながら冷えた石板の上でアイスクリームをこねる姿は、メディアで取り上げられるほど話題になった。減少の跡を辿った。■牛タン「ねぎし」1号店閉店へ 新宿「歌舞伎町店」創業40年の節目にとろろと牛タン定食で知られる「ねぎし」の1号店である「歌舞伎町店」が閉店した。今年で創業40周年を迎えた同店の閉店を惜しみ、記者が訪れた。長く愛されたものたちもひっそりと■ニチレイ自販機メニュー全て生産終了 焼おにぎりが、からあげが、姿消す日高速道路のパーキングエリアで見かけたホットドッグや「焼おにぎり」を売っている自動販売機。ニチレイフーズの冷凍食品自販機「24hr．HOTMENU」は、全メニューの生産を終了した。自販機自体の生産も2010年に終了していたという。■「セブンアップ」缶の国内製造終了していた 今年1月にひっそりと炭酸飲料「セブンアップ」の350ミリリットル缶が姿を消した。日本ではサントリー食品が製造しているが、広報に取材すると2021年1月で製造終了していると回答が。国内ではもう飲めないのか――。■ラーメンの名店「栄屋ミルクホール」閉店へ 昭和20年創業「老舗の味」を求めて1945年創業の老舗ラーメン屋「栄屋ミルクホール」が、2021年10月8日に閉店した。今年で76年を迎えた名店が閉店すると話題になったのは、9月21日のこと、記者は店を訪れた。
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