2024年 4月 26日 (金)

ロシア経済制裁で「そば」もピンチ 世界一の生産量、日本の20倍

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中国産が高値更新

   日本のそばは、かつては全量国産だった。しかし。1960年代から一部を輸入するようになり、70年代以降は自給率が10~20%台に落ちた。日本で食べられているそばの8割前後が、実は輸入品となっている。

   立ち食いそばや乾麺、カップ麺などで消費されている。輸入先は中国からが1位。全体の約7割を占めている。続いて米国、ロシアの順。

   TBSは2022年3月14日、「ウクライナ危機 小麦だけじゃない!ロシア生産世界一のそば、価格高騰のピンチ」と報じた。特に「かき揚げそば」は、そば粉、油、小麦粉の高騰で三重苦だという。

   日経新聞は3月15日、より詳しい情報を掲載している。それによると、そば粉の原料となる中国産の玄ソバ(殻付きの実)の国内流通価格が、すでに前月比約6%上昇し、最高値を更新したという。

   「世界最大のソバの実生産国であるロシアのウクライナ侵攻で、ロシア産の供給が滞るとの見方が浮上。北米産も今秋の生産が減る見込みで、中国産に注文が集まった。価格差が大幅に縮小した国産も需要の増加が見込まれている。海外産を多く使う立ち食いそば店などは追加値上げも視野に入る」と報じている。

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