2024年 4月 20日 (土)

■高松宮記念「カス丸の競馬GI大予想」
グランアレグリア引退で新王者はこの馬!

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。いよいよ春のGIがスタートするじぇい。今年の冬は寒かったけど、3月に入って一気にあったかくなって競馬日和が続いているきゃすう。さて今週は芝の短距離王者決定戦「高松宮記念」(2022年3月27日、中京競馬場、芝1200メートル)だじぇい。短距離王者はグランアレグリアが絶対王者として君臨してたんだけど引退。今回は新王者の決定戦でもあるきゃすう。そのグランアレグリアの後釜に座る新王者はどの馬か、さっそく予想にいくじぇい。カスヨ姉さんの本命はグレナディアガーズきゃすう。1600メートルではGIを取った馬だけど、1200メートル戦は初めてだじぇい。いきなりで勝てるきゃすう?

上位人気馬の強みと弱点

   カスヨ レースの舞台となる中京コースは、スタートからやや上り、そして第3コーナー手前から下って、最後の直線に入ると急坂があって後は長い直線、といった具合に単なる平たんコースとは違ってどちらかというとタフなコースなのね。だからスピード一辺倒よりは1400、1600メートルあたりを使った馬があってるのよ。それに天気予報では雨が降るようなことを言ってるからコースが湿れば、余計スタミナやパワーが必要になるわね。グレナディアガーズは、一昨年の朝日杯フューチュリティステークスを1分32秒3の2歳レコードで快勝したわ。ハイペースの流れを先行できるスピードがあるし、初の1200メートルにも十分に適応できるはずよ。前走の阪神カップでは中団でレースを運び、上がり最速34.0秒で差し切って勝利。1600でも1400でもスピードを生かした勝利を見せてきたし、1200メートル戦が初めてといっても、このスピードとスタミナがあれば、十分適応可能だと思うわ。阪神カップのようなレース運びができれば、今回もさらに良化すること必至だわね。

   カス丸 うーん、有力な一頭に間違いなさそうだじぇい。ガジュマル爺の本命◎はじゃじゃ馬で鳴らしたメイケイエールきゃすう。前走はちゃんと走ったけど、今回はどうなるか分からないじぇい。

   ガジュマル爺 確かにカス丸が言うように、メイケイエールはレースでかかるクセ(騎手が制御できすに暴走するクセ)があるんじゃが、現状では1200メートルがもっとも力を出せる距離といえそうなんじゃ。デビュー戦(新馬戦、小倉)では1200メートル戦を、2着(ペガサスウイング)に5馬身差をつける圧勝で、その快速ぶりを見せつけたんじゃ。しかし、その後、距離が長くなるとGI戦の阪神ジュベナイルフィリーズといい、桜花賞といい、いずれも阪神競馬場の1600メートル戦じゃったんじゃが、暴走ぎみで能力を発揮できなかったんじゃ。しかし、GIハンターの池添謙一騎手が騎乗した前々走、昨秋のスプリンターズステークス(中山1200メートル)は古馬相手に4着と健闘したんじゃ。そして前走のシルクロードステークスは、2着に1馬身差と圧勝と、もう暴走することはないじゃろうし、継続して騎乗するのじゃから問題ないはずじゃ。

   カス丸 だと、いいんだけど、馬は気分でどうなるかわからないきゃすう。爺の対抗〇は1番人気が予想されるレシステンシアだじぇい。こっちが本命にふさわしいんじゃないきゃすう。

   ガジュマル爺 そうかもしれんが、わしの本命はいつも言うように一番強い馬なんじゃ。いまはメイケイエールなんじゃ。とはいえ、レシステンシアも安定感では、一番じゃろ。2021年のこのレースでクビ差の2着(優勝はダノンスマッシュ)じゃ。初めての1200メートル戦で、外枠(16番枠)から中団につけて差す競馬をみせたんじゃが、もう少し前につけてレースを運ぶのが、この馬の本来の姿なんじゃ。スプリンターズステークスの前哨戦、セントウルステークス(GII、中京1200メートル)では先行2番手から、2着のピクシーナイト(スプリンターズSの勝ち馬)の追撃をしのぐ競馬。前走の香港スプリント(21年12月。GI、シャティン1200メートル)も2着。GIは1200~1600メートル戦ばかりを7戦しているが2着4回(優勝は、2歳時の阪神ジュベナイルフィリーズ)と惜敗続きじゃ。距離適性はメンバー中1、2と、勝っても不思議はないものの、香港以来の出走というローテーションが不安材料じゃな。

   カス丸 海外遠征帰りが心配きゃすう? カスヨさんの対抗〇はサリオスだじぇい。ちょっと意外な感じもするきゃすう。

   カスヨ 距離がでしょ。でも,体型からしてスプリントが合うのでは、という声は前々からあったわよ。サリオスは2019年のGI、朝日杯フューチュリティステークスを勝ち、翌年の3歳クラシックの皐月賞、日本ダービーをともに2着と出走馬の中で実績は最上位よ。コントレイルがいなければクラシック2冠を取れていたと思われるほどの実力があり、敬意を払って対抗にするわ。一昨年の毎日王冠以降は勝ちから遠ざかっているんだけど、前走の香港マイル(GI、シャティン1600メートル)では3着に入り復調気配を見せた。とにかくこの馬のポテンシャルに期待だわね。

   カス丸 さて、上位人気馬だけでなく伏兵多数のレースきゃすう。どんな穴馬がいるか、今回は本当に楽しみだじぇい。

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