ジャニーズ事務所所属アイドルのファンクラブ会員向け「会報」が、ここ数年でデビューしたグループの場合は「紙版」ではなく「デジタル会報」が主流になっているという。多くのファンは、インターネット上ではなく、形として会報を手元に残したい気持ちが大きいようだが。嵐やキンプリは会報が郵送される「会報」はファンクラブに入った人だけが受け取れる会員特典の1つだ。「嵐」や「King&Prince」では紙製パンフレットのようなものが郵送される。しかし、新人グループやジャニーズJr.では、「デジタル会報」が一般的になっているようだ。デジタルならではの動画配信などを喜ぶファンもいる。一方で「デジタル会報」と知らなかったファンからは、「紙じゃないの?」という驚きや「デジタルで残念...」、「手元におきたかったのに」と落胆する声がネット上にある。ジャニーズ事務所の公式サイト「Johnny'snet」によると、「デジタル会報」の対象は、「SixTONES」、「SnowMan」、「なにわ男子」、そして主にCDデビューをしていないタレントが所属する「ジャニーズジュニア情報局」だ。ジャニーズジュニア情報局を除いては、いずれも2020年以降にデビューしたグループになっている。だが、それぞれの会員特典ページを見ると「デジタル会報発行」になっているのは、「ジャニーズジュニア情報局」だけで、「SixTONES」、「SnowMan」、「なにわ男子」は「会報発行」と記されている。ツイッター上では、「なにわ男子」は紙の会報が出たことがないという情報も。また、20年デビューの「SixTONES」、「SnowMan」は、2021年と2022年に1回ずつ、合わせて2回を除いて全てデジタルだという投稿が複数目に入る。確定的には言えないが、一方でフリマアプリ「メルカリ」で調べると、「なにわ男子」は「紙版」は見つからない。これに対して、「SixTONES」と「SnowMan」は「#4」・「#8」の会報が出品されていた。ファンとしては、全て紙で保管したいという思いがあるようだ。「なにわ男子」だけでなく、「SixTONES」と「SnowMan」のファンからも、「今度も紙が欲しい」「せめて選択できるようにしてほしい」と嘆願するツイッターでの投稿が、多く見られる。
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