G-SHOCK「初代モデル」が青く染まる 最上級シリーズ「MR-G」新作

   カシオ計算機は、衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の最上級シリーズ「MR-G」から、「MRG-B5000BA」を2022年6月に発売した。

   水墨画や書に用いられる「青墨」をイメージしたデザイン。3月に発売された「MRG-B5000」の新色だ。

• 
  2022年6月発売「MRG-B5000BA」
• 
  ダイヤモンドライクカーボンのコーティングを施したブラックがベース。バンドのピンやベゼルパーツは、ブルーI Pコーティング

ケース、ベゼル、バンドにこだわりの金属素材が

   同品は、G-SHOCKの初代モデル「DW-5000C」を、こだわりの金属素材で仕上げたもの。

   ケース、ベゼルには高硬度のチタン合金「64チタン」を、バンドには純チタンの約3倍の硬度を持ち、加工性にも優れたチタン合金「DAT55G」を、それぞれ採用。ベゼルトップには、純チタンの約4倍の硬度を誇り、「プラチナと同等の輝きを持つ」とされるコバルトクロム合金「コバリオン」を用いている。

   フェイスは、DW-5000Cのアイデンティティであるレンガパターンに、ブルーの蒸着（金属や酸化物を蒸発させ、素材の表面に付着させる処理法）を合わせている。

   複雑な形状をしているベゼルは、25個の部品で構成。パーツごとに細部まで研磨を施せるようになり、より高い質感に仕上げることができた。

ベゼルパーツの間に、ステンレス製の板バネや、シリコーンなどの緩衝体を備えることで、強度を高めた新しい耐衝撃構造のマルチガードストラクチャー

   機能面では、電波受信機能とBluetooth通信機能によるスマートフォン連携に対応し、実用性も兼ね備えている。「回路押さえ板」に金めっき仕上げを施した、MR-G専用モジュールを搭載。

   価格は、税込46万2000円。