傷口に貼るテープ「ばんそうこう」と呼ばない? サビオ、キズバン、リバテープ...

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   ばんそうこうの呼び方で、出身地がバレるかもしれない。

   ニチバンは、ばんそうこう「ケアリーヴ」シリーズの発売25周年を記念し、ばんそうこうや傷に関する意識調査結果(対象は全国10~60代の男女2820人)を、2022年7月28日に公表した。これによると「ばんそうこう」の呼び方は、「ばんそうこう」と「バンドエイド」の大きく2派に分かれるが、地域差が見られるようだ。

  • 「ばんそうこう」と「バンドエイド」以外にご当地の呼び方も
    「ばんそうこう」と「バンドエイド」以外にご当地の呼び方も
  • 47都道府県「ばんそうこう」の呼び方グラフ・ニチバンプレスリリースより
    47都道府県「ばんそうこう」の呼び方グラフ・ニチバンプレスリリースより
  • 「ばんそうこう」と「バンドエイド」以外にご当地の呼び方も
  • 47都道府県「ばんそうこう」の呼び方グラフ・ニチバンプレスリリースより

北海道、富山、熊本の結果が異色

   同調査によれば、静岡県を除いた東海地方と関西地方では、「バンドエイド」派が多数だ。

   しかし、東北、北陸、中国・四国地方の多くでは両派に対して「カットバン」が拮抗、または多数派になっている県が見られた。一方、九州地方では、「リバテープ」派が他県に比べて多く、特に熊本県は70%と突出している。

   また、北海道では「サビオ」が「ばんそうこう」に次いで35%と、他都府県には見られない結果になっている。富山県では「キズバン」が50%と半数を占めており、異色だ。

   ニチバンのプレスリリースによると、これは「各メーカーの創業地などの関係から多く流通していたエリアでは、商品名が『ばんそうこう』の代名詞として呼ばれるようになったと言われて」いる背景がある。

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