環境に優しい仏壇「然」 地域材・FSC認証材を積極的に使用

   仏壇・墓石を取り扱うはせがわ（福岡市、東京都文京区）は、FSC認証材を使用した仏壇「然（ぜん）」を2022年10月1日に発売した。

• 
  日本初の環境に配慮した仏壇

「自然との共生、自然を守る」

   SDGs（持続可能な開発目標）に対する社会的関心が高まる中、環境にやさしい日本初の仏壇が登場した。"お仏壇のはせがわ"と中村製材所の共同開発で、環境保全や持続可能な社会の実現に向けた取組みの一環となる。自然との共生、自然を守る、というコンセプトに基づき、「自然」から取って「然」と名付けた。

   芯材と表面材に中村製材所オリジナル特許商品「SKINWOOD」を採用。適切に管理されていると認証された森林（FSC森林認証）の林産物である、FSC認証材の国産檜を使用した。その証明として、FSCのロゴマークがついている。また、「SKINWOOD」は主に内装壁材として使われてきたが、一般顧客向けに商品化を果たした。若い小径木を利用した次世代突板で森林への負荷が少なく、地域材・FSC認証材を積極的に使うことで自然資本や資源の無駄も減らしているという。

   価格は38万円（税抜）。サイズは幅39.5センチ（cm）、高さ41.0cm、奥行26.0cm。抗ウイルス・抗菌加工のオプションを用意した。