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「ONE PIECE」映画は絶好調の陰で カードゲーム転売がとまらない

【J-CASTトレンド・今週こんなことがありました】

   アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」(2022年8月6日の公開)が好調だ。公開から14週が経過しているが、興行通信社が11月7日に発表した週間映画ランキングによると、直近の観客動員数は2週連続でトップに。興行収入は180億円を超えた。

   そんな「ONE PIECE」をテーマにしたトレーディングカードゲーム「ONE PIECEカードゲーム」も高い人気を誇り、高額転売が横行している。この状況を受け、ホビーショップや公式ショップが転売対策に乗り出している。

  • 「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」京都店 (画像はバンダイナムコアミューズメントの10月26日付リリースから)
    「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」京都店 (画像はバンダイナムコアミューズメントの10月26日付リリースから)
  • 「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」京都店 (画像はバンダイナムコアミューズメントの10月26日付リリースから)

小売店も公式も「転売対策」

■「ONE PIECE カードゲーム」転売対策がナイス 商品箱に「管理番号」入れる

   埼玉県秩父市の「みふね玩具店」では、「ONE PIECE カードゲーム」の箱ひとつひとつに「管理番号」を印字する転売対策を行なった。転売屋がコストを費やして別の箱を用意すれば、転売利益を下げられるとのねらいもある。

■ONE PIECEカードゲーム 公式ショップが乗り出した転売ストップ術

   横浜市、京都市、福岡市では「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」が展開されている。同店公式サイトは11月2日、転売対策のため、カードパックの入った箱の販売時に「レジにて『BOX』のテープをカット」すると発表した。

あの店が、お菓子が、消える

■本厚木「近すぎるファミリーマート」1店が閉店 地元で愛された風景だった

   「ファミリーマート」の向かいに「ファミリーマート」。小田急線・本厚木駅(神奈川県厚木市)の南口には、道路をはさんで隣り合う「近すぎるファミリーマート」の光景が広がっていた。「本厚木駅南口店」と「本厚木駅南口ロータリー前店」だ。ところが、後者は11月1日に閉店。町の名物が見納めに。

■硬貨両替機「コインスター」日本から撤退か 複数施設でサービス終了の告知

   余った硬貨を紙幣と交換できる米国発のサービス「コインスター」を見たことはあるだろうか。硬貨枚数を計測する機械がスーパーマーケットに設置されてきたが、近ごろサービス終了告知が相次いでいる。今後、日本から撤退するようだ。

■「サクマ式ドロップス」転売ヤーすぐ高額出品 100円の品が「2つで2000円」

   「佐久間製菓」が2023年1月20日に廃業すると、22年11月9日に複数メディアで報じられた。レトロな赤い缶が印象的な食品「サクマ式ドロップス」のメーカーとして知られる。廃業報道の直後から、この「サクマ式」が転売のターゲットとなっている。