2024年 4月 30日 (火)

「値下げ」が続く自賠責保険 23年度は約10%安くなるワケ

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

AIは不正をチェック

   朝日新聞によると、2015~19年に全国の警察が摘発した交通事故関連の保険金詐欺事件は計868件。書類の精査だけで不正を見抜くのは難しいこともあり、日本損害保険協会は20年4月から、人工知能(AI)による不正検知システムを使い始めている。

   「車両所有者」「受傷者」など、過去の保険金の請求履歴や関係する人物のデータを集めて分析。それらと照らし合わせて似た点などを抽出し、AIが不正の疑いを調べる。不正疑いが検知された場合、自動で保険会社などに通知される。過去に不正請求に関与した疑いのある人物や法人を見つけやすくなったという。

   交通事故自体は20年ほど前から減っているので、最近の自賠責請求の減少には、自動ブレーキなど安全装置が普及に加えて、こうした警察や日本損害保険協会の厳しい対応も影響している可能性がありそうだ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!