2024年 4月 29日 (月)

「激安スマホ」今も残る 通信契約とセット値引き「上限2万円」守っているが

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

   スマートフォン(スマホ)を、「実質1円」や「一括1円」と、本来の端末価格を度外視して格安で提供する――。2022年、J-CASTトレンドでは何度か報じたが、その後どうなっただろうか。東京都内で調査した。

   行き過ぎた値引きやキャッシュバックによって成立する「格安スマホ」は、その販売手法や転売の標的となっていることが問題視され、総務省が規制に乗り出している。

  • 「アンドロイド」搭載機種やiPhone SEが格安で手に入る
    「アンドロイド」搭載機種やiPhone SEが格安で手に入る
  • 「アンドロイド」搭載機種やiPhone SEが格安で手に入る

2019年に法規制

   2019年改正電気通信事業法では、携帯電話の「通信料金と端末代金の完全分離」などが盛り込まれた。解約時の違約金に関する規制や、端末と回線契約をセットにした値引きを上限2万円に制限する定めがある。

   だが法改正後も、端末単体の過剰な割引を行う形で「1円スマホ」が復活した。しかも、店頭では端末だけの購入も可能に見せて、実際には、携帯番号をそのままに他社へ乗り換える「MNP(ナンバーポータビリティ―制度)」でなければ販売されないケースが、2022年の総務省の調査で確認され、問題視されてきた。

   記者は現状を確かめようと2023年2月中旬、都内の家電量販店を訪れた。店内では「1円」での販売は見られなかった。一方で、2022年発売のiPhone 13を「実質価格100円以下」で購入できると宣伝していた。ほかにも、「アンドロイド」搭載機種やiPhone SE(第3世代・2022年発売)がキャンペーン商品として名を連ねていた。中には、条件次第で一括購入が半額以下になる機種もあった。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!