Z世代が求める「究極の普通」 シンプルなだけじゃない「ノームコアファッション」

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ノームコアファッションは一日してならず?

   シンプルなファッションといえば、幅広い着こなしやシーンに応えるアイテムを数多く展開する、ユニクロや無印良品を思い浮かべる人が少なくないでしょう。それらのブランドも「ノームコアファッション」と言えるのでしょうか。

   武井は普段、TikTokで見たファッション紹介・解説動画で「ノームコアファッション」への理解を深めているそう。それらを踏まえ、武井は「シンプルな中にも、自分のこだわりを取り入れたファッション」と認識しているようです。つまり特定のブランドそのものや、単に「シンプルなアイテムを組み合わせる」行為が、必ずしもノームコアファッションを指すわけではない、と理解できそうですね。

武井:「究極の普通」を前提にしたシンプルなコーディネートを考える時、何か一つでも自分のこだわりやおしゃれポイントを含んでいれば、それはノームコアファッションだと(自分に対して)認めてあげたいです。

   例えば、どんなことにこだわっているのでしょう。武井の場合は、骨格診断などを通じて体のシルエットを理解し、線がきれいに見えるサイズを選ぶことや、質素に見えないよう、サングラスなどの小物、革靴、色味が強いキャップなどを合わせてメリハリをつけることだと言います。

   シンプルなアイテムが映えるように、自分磨きも頑張っています。美容室で髪の毛をメンテナンスする、ネイルをする、まつげパーマをかけるといった顔パーツや体のお手入れに加え、「美容法として、水を2リットル飲む」といった、内側からもより良くするための努力を重ねています。「普通」ではなく「究極の普通」を追求するうえで、着ている自分がどれだけ垢抜けているか、清潔感があるか、雰囲気が洗練されているかも自問しているようです。

   2024年も、Z世代のトレンドを追いかけていきます!

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