チェーンソーをはじめとしたパワーツールのメーカー、STIHL(本社・ドイツ)は2026年が創業100周年の記念イヤーだ。日本でも、スチール(栃木県上三川町)が事業を展開している。10月8日、同社が開発した新バッテリープラットフォーム「ALLPRO」をはじめとする新商品の発表会が東京都内で開かれた。プロ向けバッテリーとバッテリーチェーンソー「ALLPRO」バッテリーシリーズは、プロの現場で本格導入できるプロ向けのバッテリー製品。林業、造園、建設、清掃といった各種分野の専門企業との連携によって発展する、業界横断型プラットフォームと位置付けられている。プロのユーザーが求めるパワー、生産性、耐久性、運用効率を満たすため、高出力、急速充電、長寿命、幅広い使用環境を可能にする。「ALLPRO」を搭載できるプロ向けバッテリーチェーンソー「MSA260C-O」も、合わせて紹介された。いずれも、日本国内で11月上旬に発売予定だという。発表会では、ラグビー元日本代表の畠山健介さんが、「MSA260C-O」のデモンストレーションを行った。チェーンソーを持ち、木材をスムーズに切っていく畠山さん。2度行っていずれも、見事にチェーンソーを使いこなしていた。畠山健介さん「パワフルさを感じました」デモンストレーションの後、畠山さんは「MSA260C-O」の使用感について、「パワーと軽さ」を特徴に挙げた。2年前に「MSA300C-O」のデモンストレーションをしたことに触れ、「『MSA260』はひと回りコンパクトですが、パワフルさを感じました。いろいろな現場で使われる際に、オールラウンダーなバッテリーチェーンソーが出てきたな、と思いました」スチール代表取締役社長・中山健太郎氏は、各種製品が災害救援や復興の現場でも広く使われている点を説明した。解体の現場で活用されるチェーンソーのほか、ブロック塀など固いものを切断するカットソーが実際に使われているという。7月に発生した熊本地震では、ボランティア団体や役所を通してチェーンソーやカットソーを提供したと中山社長。いずれもバッテリー製品だった。家財の解体や倒れた巨木の処理など、全国から集まったボランティアの人達が簡単なレクチャーを受けてすぐ使えて扱いやすく、かつパワフルなバッテリー製品のよさが、現場で重宝されたようだと中山社長は話していた。
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