乗り物に乗って上を見上げると巨大なキリン、至近距離にライオンが――都心でサファリパークに迷い込んだかのような体験がJR高輪ゲートウェイ駅前の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で2026年10月23日まで楽しめる。
自動運転ロボットと、XR(クロスリアリティー)技術を組み合わせたアトラクション「TAKANAWA NIGHT SAFARI」だ。実際に記者が体験してきた。
見上げると巨大なキリン、目の前にはライオン
乗り込むのは「RakuRo(ラクロ)」と呼ばれる1人乗りの自動運転モビリティだ。座席に腰を下ろし、MR(複合現実)ゴーグルを装着する。あらかじめ作られた仮想空間を移動するのではなく、実際の高輪ゲートウェイ駅前の街並みに動物の映像を重ね合わせているのが特徴だ
コース上には合計10枚の看板が設置され、看板を正面から3~4秒ほど見つめると、動物などの映像が表示される仕組み。運転操作は必要なく、周囲を眺めていればいい。
ほどなくしてラクロが動き始めた。
広場を進んでいくと、街の風景の中に次々と動物たちが姿を現す。特に印象的だったのがキリンだ。ゴーグルを着けたまま見上げると、大きな体が頭上に広がっている。さらにラクロが移動すると、キリンのお腹の下をくぐるような演出も楽しめる。
シマウマなどの動物も現れる。ライオンは目の前に出現する大迫力。様々な鳴き声も聞こえ、すぐそばに野生動物がいるような臨場感を味わえる。
コースは1周約10分、距離にして500メートル弱。体験を終えてゴーグルを外すと、目の前にあるのはいつもの駅前の街並みだ。自動運転の乗り物に座っているだけで、都会の広場が別世界に変わる、不思議な体験だ。
24年の豊洲から始まり、今回が第4弾
この取り組みは、博報堂、NTTドコモビジネス、フューチュレック、ROBO-HIの4社が共同推進する「Robo-Village」プロジェクトの一環。夜間の公園や公共空間の活用などを目指して開発されたもので、24年3月に東京・豊洲の「アーバンドック ららぽーと豊洲」で初めて実施された。今回は第4弾にあたる。主催はJR東日本。
開催は10月23日までで、時間は18時から22時。料金は1回1500円(税込)。基本的には「TAKANAWA GATEWAY CITY アプリ」からの事前予約制だが、空きがあれば「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」の2階エントランス前にある受付で当日申し込みもできる。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)