ぬいぐるみ「フォクすけ」当たるキャンペーン ファイアーフォックス

   インターネットブラウザ「ファイアーフォックス(Firefox)」を提供しているモジラジャパン(Mozilla Japan)は、かわいいキツネのぬいぐるみ「フォクすけ」が当たるキャンペーンを2008年3月31日まで実施している。ファイアーフォックスを友人に紹介したり、ブログにキャンペーンバナーを掲載したりすると、抽選で「フォクすけ」が当たる。

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友達にファイアーフォックスを紹介すると「フォクすけ」が当たる


キーボードを占拠した「フォクすけ」。ネコ? イヌ? リス? いいえ、これでも一応、キツネなのです

   フォクすけはモジラジャパンのスタッフの落書きから生まれた「ファイアーフォックス」のマスコット。06年9月に公募で名前がつけられ、ファイアーフォックスのキャンペーンバナーや壁紙に登場してきた。07年8月にはぬいぐるみが完成。さまざまなイベントで活躍していたが、「ぜひ欲しい!」という声が多かったため、キャンペーンでプレゼントすることになった。

   プレゼントされる「フォクすけ」のぬいぐるみは、幅15センチ、高さ20センチ、奥行き25センチというサイズ。顔は丸みがあって、キツネ(fox)というよりは、リスか、ネコに近い風貌。「Fire」を示す、赤と黄色で染められた炎のようなシッポが特徴だ。

   今回のキャンペーンは2つのコースがある。1つ目は「お友達に紹介!コース」。友人や家族にファイアーフォックスを紹介してパソコンにインストールしてもらい、初回の起動時の表示画面を撮影した写真を送ると、抽選で100人にフォクすけのぬいぐるみが当たる。また10人以上紹介するともれなく、フォクすけがもらえる。

   もう1つは「ファイアーフォックス対応バナーコース」。自分が運営しているウェブサイトやブログに「ファイアーフォックス対応」であることを示すバナーを掲載して応募すると、こちらも抽選で100人にぬいぐるみが当たる仕組みだ。

「ファイアーフォックスはテクニカルな人だけのものではない」


「フォクすけ」の公式サイト。ファイアーフォックスについての説明やフォクすけの生い立ちが記されている

   ファイアーフォックスは04年から配布されているインターネットブラウザで、無料で入手・利用することができる。現在は世界中で1億3000万人のユーザーがいるとされるが、誰でも開発に参加できるオープンソースのブラウザということもあり、プログラマーなどテクニカルレベルの高いユーザーが使うブラウザというイメージが強い。

   しかし、モジラジャパンの広報担当・根来香里さんは「決してテクニカルな人だけのものではない」と言う。

「ファイアーフォックスは、インターネットセキュリティの面で安心して使うことができるブラウザですし、自分の使いたい機能を追加してカスタマイズ(改造)していける、使い勝手のよいブラウザです。また表示速度も速いので、サクサクと快適にインターネットを見ることができます」

   今回のキャンペーンは、「このようなファイアーフォックスの魅力をもっと広く伝えていきたい」という狙いにもとづくものだ。根来さんは、

「ファイアーフォックスはもともと、大々的な広告に頼るのではなく、ネット上の口コミを通じて広まっていったものです。今回もできるだけ多くの人に『ファイアーフォックスを良さを知らせる』という活動に加わってもらうことで、まだ使ったことがない人にもその魅力が伝われば・・・」

と話している。

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