企業専用SNSで「内定者フォロー」 増える導入企業

   ガイアックスは2008年2月15日、内定者フォローSNS「フレッシャーズ」の09年度採用向け新バージョンをリリースした。内定者をきめ細かくサポートする新機能を追加したり、利用しやすい料金体系に変更したりすることで、導入企業を一気に増やそうとしている。

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導入企業は60社から200社以上へ増加の見込み


内定者フォローSNS「フレッシャーズ」のサンプル画面(ガイアックスのホームページより)

   「フレッシャーズ」は、企業の採用内定者をフォローするためのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。それぞれの企業ごとに専用のSNSサイトがネット上に用意され、内定者と社員がmixiと同じような感覚でコミュニケーションをとることができる。

   サービスは07年1月にスタート。初年度の08年度版では、60社以上の企業で導入され、延べ4800名を超える内定者が利用したという。

   09年度版では、企業からの要望を受け、無料のビジネスマナー講座が受講できる「eラーニング機能」やさまざまなアンケートを実施できる「アンケート機能」など、約150種類の新機能を追加。内定者をサポートする機能を充実させた。

   料金体系も既存の月額料金制からシーズンごとの年間料金制に変更。より多くの企業に利用しやすいシステムとした。

   ガイアックスの広報担当者は

「採用に力を入れている企業ほど、内定者のフォローに力を入れている。学生からも企業に対して『内定者フォローのSNSはないのですか』という問い合わせもあるようだ。学生の売り手市場ということもあり、09年度版では200~300社の導入を見込んでいる」

と話している。

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