古新聞から薪つくる「ペーパーログ製作機」

   薪ストーブや野外でのバーベキューの燃料として使う「薪」だが、最近のエコブームの中、古新聞や古雑誌で代用してしまおうという動きがある。そんなエコ志向の人にありがたいのが、伸和金属工業(北海道帯広市)が2008年2月から販売している「ペーパーログ製作機」だ。

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古新聞から薪をつくる「ペーパーログ製作機」(伸和金属工業)

   これを使うと、「ペーパーログ」と呼ばれる、紙でできた薪を作ることができる。サイズは、レンガ1個分のペーパーログができる小サイズと、10cm角×27cmの薪に相当するログが作れる大サイズの2種類だ。

   作り方は簡単。まず、箱型の製作機内に古新聞や雑誌をちぎって水に浸し、敷き詰めていく。そして「押し型」の器具を使って圧縮。取り出して1週間ほど乾燥させると「ペーパーログ」が完成するという仕組みだ。

   メディアに取り上げられたこともあり、全国各地に出荷中だ。伸和金属工業の大塚健司さんによると、主に家族単位で購入していくという。「作るのが面白い」という魅力のほか、「軽いので、補助燃料としてアウトドアにもっていくのも便利」とアピールしている。

   ペーパーログ製作機は受注生産。小サイズ(220mm×90mm×50 mm)は6300円で、大サイズ(280mm×120mm×90mm)は9450円。

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