石川遼「アメリカでもカレーを食べたい」


「カレーが大好き」と石川選手

   プロゴルファーの石川遼選手(17)が子どもたちにゴルフを指導する「ハウス食品 石川遼ジュニアゴルフクリニック」が2009年3月8日、千葉県内のゴルフ場で開かれた。抽選で選ばれた48人の子どもたちが招待され、石川選手のプレーをお手本にしながら、ラウンドレッスンなどに励んだ。昼食時には、石川選手の好物でもあるカレーが登場。「今回の米国遠征は長丁場になるので、カレーが食べたくなると思います」と話していた。

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ジュニア選手に直接レッスン

   同クリニックは、「ジュニアゴルフ界に恩返ししたい」という石川選手の思いから08年4月にスタートした「ジュニア育成プロジェクト」の一環。ジュニア選手たちは、ドライバー、アプローチレッスンと3ホールにわたるラウンドレッスンを受けた。

   石川選手は失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さを強調しつつ、「まっすぐにピンを狙っていってほしい」などとアドバイス。霧雨の中、受講生は熱心に聞き入っていた。

   レッスンの合い間の昼食は、石川選手も「ジュニアの大会でいつも食べていた」というカレー。この日は、ジャガイモやアスパラガスなどの旬の野菜を多めに入れたカレーが用意された。石川選手は

「石川家のカレーは、いつも牛肉が入っているのですが、こんなに大きなジャガイモは入っていません。こんなの見たことないです」

と、驚いた様子だった。

ハウスがカレーを差し入れ

   野菜たっぷりカレーについて、ハウス食品の一柳和文 マーケティング室長は、

「日本の旬の野菜を皆さんにたくさん食べてもらおう、という思いを込めています」

と狙いを明かす。

   また石川選手は、農林水産省の食糧自給率向上キャンペーン「FOOD ACTION NIPPON」の応援メンバーでもあることから、

「カレーが大好きな石川選手に広告で活躍していただくことで(食糧自給率向上という)メッセージを強くアピールできるのでは」

と期待を寄せていた。

   石川選手は4月19日に米国で開幕するゴルフの祭典「マスターズ」に特別招待選手として初参加する。現地で何を食べるかも気になるところだ。記者会見では、

「前回のツアーでは、『もう少し日本から食べ物を持って行けば良かった』と思いました。今回は、事前に多めに食べ物を(現地に)送っておこうと思います。普段はステーキやハンバーグで平気なのですが、1か月近い遠征になるので、カレーがほしくなると思います」

と話していた。

   これを受けて、ハウス食品では、石川選手にレトルトカレーなどの差し入れを行う予定だ。

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