「シャーロック・ホームズの科学捜査を読む」


科学捜査や法医学の魅惑的な世界がわかる1冊

   河出書房新社から2009年春の新刊「シャーロック・ホームズの科学捜査を読む」(E・J・ワグナー著 日暮雅通訳)が発売され、好評を得ている。

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   「怪盗ルパン」「江戸川乱歩」とともに、「シャーロック・ホームズ」の物語は大部分の人が小学校時代、図書室でむさぼり読んだのではないだろうか。そのホームズが活躍したのは19世紀末から20世紀の初頭。この本では、「切裂きジャック事件」や「スメサースト事件」など、当時のさまざまな怪事件をひもときながら、「シャーロック・ホームズ」の物語で出てきた会話や、探偵ホームズがとった手法が、いかにその後の犯罪捜査に影響を与え、生かされてきたかを綴っている。

   2007年度MWA(米ミステリ作家クラブ)賞 評論伝記部門賞受賞。

   2100円(税込み)。

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