映画「GOEMON」、新宿など全国で一斉試写会


「GOEMON」に出演の江口洋介と広末涼子

   天下の大泥棒・石川五右衛門を描いた新感覚時代劇映画「GOEMON」が、2009年5月1日に公開される。それに先がけ4月21日、東京・新宿で監督・出演者によるプレミアイベントと舞台挨拶などが行われた。

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   全国190スクリーンで同時刻に上映されるため「天下統一試写会」と銘打たれたこのイベント。新宿駅と歌舞伎町の中間、普段は買い物客で賑わう「新宿MOA4番街」で大々的に開催された。道路の中央を占拠し敷き詰められたレッドカーペットに、通行人も興味深げに足をとめていた。

   あいにくの雨の中、集まった観客は500人、報道陣100人。豪華絢爛な遊女ダンサー、鎧武者軍団につづいて監督の紀里谷和明と五右衛門役の江口洋介、ヒロイン・浅井茶々役の広末涼子ら主要キャストがレッドカーペットを練り歩きファンの声援に応えていた。

   この映画は3年の歳月をかけた作品。舞台挨拶に登場した広末は「2007年の撮影だったので、最初は2009年公開って一体いつなんだろうって分からない感覚でした。やっとこの日が来て、静かな興奮を覚えています」と感想を述べた。

   紀里谷監督は「スタッフ、キャストひとりひとりが今までに無い高みを目指してつくりあげた作品です。私には子供はいませんが、初めて子供が小学校にあがる日の親の気分です」と満足そうに話した。

   スペシャルゲストとして、監督の友人でもあり本作の主題歌を手がけた「X JAPAN 」のYOSHIKIが東京ドーム公演のリハーサルのなか応援に駆けつけ花束を贈呈。最後に江口が「絶景、絶景」と見得をきり登壇者全員で紙製の小判を撒くパフォーマンスをして映画公開を記念した。

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