朝日ネット、SNSを使った大学教育「先端事例研究セミナー」開催

   朝日ネットは2009年7月10日、SNSやeポートフォリオといった「教育支援システム」を実際に利用している、大学の先端事例を紹介するセミナー「第2回ポートフォリオ、SNSの先端事例研究セミナー」を、東京駅に直結した丸ビル8階・コンファレンススクエアで開催する。

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   第1部「SNS研究」、第2部「ポートフォリオ研究」、第3部「事例紹介」の3部構成。第1部の担当は、07年度より朝日ネットのSNS「manaba」を導入し、いまや全学で利用できる環境を構築した実践女子学園・情報センターの鈴木明徳さんと、この「manaba」を授業に取り入れ、双方向の授業を行っている実践女子短期大学・教授の加藤裕一さん。システム導入から運用までの工夫と、システムを使った授業の教育効果について話す。

   休憩を挟み、第2部では慶應義塾大学の教職課程センター教授・鹿毛雅治さんを迎える。同センターでは朝日ネットのポートフォリオシステム「manaba folio」を利用した「教職ログブック」を07年度から運用。これにより学生は、履修コース掲示板での討論や、4年間の学習成果物の蓄積、レビューが可能に。教員は学生の履修・学習状況を入力し、その情報をオンラインで常時共有できるようになった。こうした、規模の大きい大学でもきめ細かな指導を実現できている秘訣について講演する。第3部では、国際基督教大学、東洋大学、和洋女子大学など、最近の導入校のシステム活用の取り組みを紹介する。

   定員は60人で、参加費は無料。14時から受付を開始し、セミナーは14時30分から17時まで。

   お申し込みはこちらから。http://manaba.jp/

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