不況を「辛さ」でぶっ飛ばせ! 「ANGRY WHOPPER」日本上陸 

   折からの経済不況。世知辛い世の中には「怒り」がたまっている。「辛さ」には「辛さ」で対抗・・・というわけでもないだろうが、バーガーキング・ジャパンはアメリカで大好評の激辛ワッパー「ANGRY WHOPPER(アングリーワッパー)」を2009年7月23日から期間限定で発売する。これに先駆け、東京・渋谷で行われた22日のイベントでは、元祖「キレキャラ」のカンニング竹山隆範さんとバーガーキングフリークたちが、世の中への「怒り」をぶちまけた。

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辛さも「HAVE IT YOUR WAY(=お好み通りに)」


「ワッパーを食え!!」と竹山さん

   言わずとしれた「ワッパー」は「とてつもなく大きい」という意味の、直火でグリルしたジューシーなパティを使ったバーガーキングの看板商品。23日に発売される「アングリーワッパー」は、この通常のワッパーに、赤唐辛子ペースト、チリパウダー、クミンなどを赤味噌ベースに加えた日本限定仕様の「アングリーソース」を使用し、さらにピクルスの代わりにハラペーニョを加えることで、「劇的に辛い」ワッパーに仕上げている。

   また、バーガーキングのメニューはすべて「HAVE IT YOUR WAY(=お好み通りに)」。自由自在に食材をプラスしたりマイナスしたりすることが可能。アングリーワッパーの辛さも「1辛」から「5辛」まで用意されているのはもちろん、それ以上の辛さの希望も可能だ。

「アメリカで支持されているワッパーの世界観を崩さず、日本で『そのまま』表現したかった」

   こう話すのはバーガーキングの広報担当者。今回の「アングリーワッパー」は、SNSから友達を10人削除するとワッパーを1つプレゼントする、などとっぴなキャンペーンを展開している米国バーガーキングの「いたずら心」も含んでいるという。

「ワッパーの大きさ、直火焼きパティのおいしさ、そして夏バージョンの辛さ。ぜひ味わっていただきたいですね」

世の中への「怒り」が「ワッパー1年分」に!


「怒るほど辛い!」アングリーワッパー

   22日には、強烈な個性を発揮するこのアングリーワッパーをアピールしようと、東京・渋谷区のSHIBUYA109スクエアで「~不況をぶっとばせ!~ 怒りの大声チャレンジin渋谷109」が行われた。「た・け・や・ま・だーーー!!」と叫びながら登場したのは、新宿のバーガーキングによく出没するというカンニングの竹山さん。アングリーワッパーの「1辛」と「5辛」を渡され「でっかいなー!」と驚き、日本初の試食に「うまい!のあとに辛さが来る。でも続けてもっと食べたくなる!」と汗だくになりながらパクついていた。

   会場には多くの「バーガーキングフリーク」が集まり、先着10人が「怒りの大声」を披露。ここぞとばかりに気合をこめた声は渋谷じゅうに響き渡らんばかり。コンテストに優勝したのは「教授!!単位くれーーー!!」と怒りの大声を張り上げて「105.6ホン」をたたき出した大学生の男性。ワッパー1年分がプレゼントされると今度は「ホントうれしいっす!この夏、食べまくります!」と大喜び。さっきまで怒ってたのはどこの誰でしょう・・・?

   同日は「アングリーワッパー」オフィシャルサイト「Be Angry」もオープン。サイト上にアップロードした自分の顔写真が合成されたパティを、さまざまな武器で「攻撃」することで、険しく変貌させた自分の顔の浮かび上がったアングリーワッパーが完成するという、バーガーキングらしい「いたずら心」に富んだキャンペーンだ。

   価格は460円。サイズがひと回り小さい「アングリーワッパーJr.」は340円。辛さは30円プラスで1辛増量できる。

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